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光と影で描くのはたやすい

美大予備校に通っていた頃、評判がいいというか、いつも反応が良かったのは人の顔を描いたときと、陰影がはっきりした絵を描いたときで、でも陰影のコントラストを強くして印象的な絵を描くなんてある意味では誰にでもできることで、難しいのは陰影を付けな…

対象によって自分が変わる/遊びとしての勉強

最近、ハングルにハマっています。韓国語の勉強ですね。4月の半ばぐらいにEテレでハングル講座を見て、あ、これできそうだな。と思って本を買ったり良い学校がないか調べたりし始めて、そしたら会社近くに老舗のハングル教室があることがわかって(会社と会…

2019年4月の音楽

音楽、なんだかんだでよく聴いてる。 ここのところヘビロテしてるScary PocketsなんだけどキーボードのJack Conteの弾き方が愛おしい。特にこのカバーはJackだけ見てられるので是非見て!> Oops!...I Did It Again - Britney Spears - FUNK cover https://t…

ヴェルク株式会社に入社して3ヶ月が経ちました

昨年11月にヴェルク株式会社に入社して、12月以降はフルタイムで出勤しています。 *入社時のエントリーはこちら。 note103.hatenablog.com その12月から数えて3ヶ月が過ぎたので、現時点での印象その他、考えていることを書いてみたいと思います。 自由 カ…

失敗という御馳走を食べずに捨ててきた

先日、会社の社長がTwitterでRTしていたので知った以下の記事。 simplearchitect.hatenablog.com すさまじく、すさまじかった。すごい記事。去年も含めてベスト記事。 以前にこのような感覚を覚えたのは以下の記事で、 gihyo.jp たしか2015年の年末にこれを…

岸野雄一プレゼンツ毎年恒例新春オープン・プライス・コンサートに行ってきた(ワッツタワーズ/イ・ラン/VIDEOTAPEMUSIC)

すでに半月以上経ってしまいましたが、1/11金曜日、渋谷のO-WESTで行われた岸野雄一さんのライブイベント「オープン・プライス・コンサート」に行ってきました。 岸野さんによるイベント前夜のツイートはこちら。 1/11(金) 渋谷TSUTAYA O-WEST「新春オープン…

人生に無駄なことなんてないとは言うけれど

年末に会社で行われた大掃除はなかなか新鮮だった。そもそも会社員として年末を過ごすのが人生で初めてのことだから、その中でさらに年に一度のイベントとなれば新鮮なのも当然だけど。 大掃除とは言っても、同日午後の途中ぐらいから、手の空いた人から順次…

嫉妬をこじらせない

以前から、同世代か年下の世代の人たちが活躍するのを見るたびに、自分が無価値な存在であるように感じられてしまって、その感覚を嫉妬と呼んでいた。 嫉妬はあまり愉快な感覚ではないから、自然に「嫉妬は良くないな」と思ってもいたけれど、これを完全に排…

ヴェルク株式会社に入社しました

2018年11月1日、ヴェルク株式会社(Velc Inc.)に入社しました。www.velc.co.jp 会社と職種の概要 ヴェルクを知ったきっかけ 応募に至った経緯 入社後1週間の感想 編集的な仕事 終わりに 会社と職種の概要 ヴェルクは日本武道館から程近い、東京は九段下に居…

commmons: schola を卒業します

2008年9月に発売された第1巻「J・S・バッハ」から、今年3月に発売された第17巻「ロマン派音楽」まで、10年にわたり携わってきました坂本龍一さんのCDブック音楽全集『commmons: schola(コモンズ・スコラ)』の編集担当をこのたび退任することになりました。…

多数派は奪われる

時々読み返している森博嗣さんの日記本で、以下のような文章に出くわした。 セクハラが話題になるごとに感じますが、森よりも上の世代は、やはり子供のときからの環境がどっぷりセクハラ社会だったために、よほど意識が高くないかぎり、ほとんど罪悪感を持っ…

2018年8月の音楽

そろそろ9月になりますが・・最近よく聴くいてる音楽(おもに@Spotify)です。 Fog Lake "Almost Fantasy" めっちゃイイ。こういうのだけ一生聴いていたい。 Paul Cherry "Like Yesterday" www.youtube.com最高。ここ1〜2週間で聴いた音楽の中では一番スキで…

わたしのメール作法

メールの作法についてぼんやり考えていた。作法と言っても、言葉遣いとか定型文とかをどうする、という話ではない。どちらかというと、そういうマナー講座的なことは苦手というか、よく知らない。考えてみれば、最初にscholaで編集作業を始めた頃も、文章の…

直近2ヶ月間の様子 〜 事前チェックの話

6月に入った頃から一気にTwitterでの投稿が増えた。いわゆる解禁というか、それまでの一番の懸案というか、プレッシャーの源だった、山口への出張取材が5月末でひとまず終わり、その原稿化作業もある程度目処が立ってきたから、というのが直接的な理由だろう…

YCAM(山口情報芸術センター)の渡邉朋也さんにインタビューをしました

めずらしくschola以外の仕事をしました。以下のインタビュー記事の執筆(取材・構成)です。geek-out.jp ふり返り 渡邉さんについて YCAMについて ふり返り 普段は編集の仕事をしているので、様々なテーマを専門とする執筆家の方(ライターさん)に原稿を依…

2018年6月の音楽

The Internet Noname Superorganism Cuco Rex Orange County 前回の同シリーズは11月だった。note103.hatenablog.comそのときの収穫はなんと言ってもHOMESHAKEとSALES。これらは今でも愛聴しているのだけど、その後も面白い音楽にはたくさん出会っていて、と…

水の話

「信頼」についてはこのブログをはじめあちこちで書いてきました。 ここで言う「信頼」は「信用」でもいいです。同じ意味で言っています。よく「信頼を得るには長い時間が必要だが、失うのは一瞬だ」みたいなことを言うけれど、それは違うんじゃないか? と…

評価はつねに努力を下回る

以前から考えていたことで、しかしまだ文章にしたことがなかったな、と思ったのでメモしておきます。この考えを持つようになった理由はいくつかありますが、その中でもとくに印象深いのは、美大受験の予備校に通っていたときの出来事でした。その頃、ぼくは…

写真家の言葉/プロフィール・アイコン

写真家の言葉 細かいことでいろいろと忙しい。大きな仕事ではないが切れ目なくタスクが続いていて息を抜けない。 息を抜けない、と言いながら息抜きは意識的にしている。写真家の言葉を読む。 もう何年も前に買った2冊の本を休憩時間に読んでいる。以前だっ…

これまでとこれからのしばらく

直近のschola宣伝記事を除くと、昨年末に書いたところから近況を書けていなかったのでざっくりと。

commmons: schola vol.17「ロマン派音楽」本日発売

でました。www.commmons.comAmazonのリンクも貼っておきます。commmons: schola vol.17 Ryuichi Sakamoto Selections: Romantic Music(2枚組)アーティスト: V.A.出版社/メーカー: commmons発売日: 2018/03/21メディア: CDこの商品を含むブログを見る前回の第…

NOT TODO LIST

年内に終える予定だった業務が若干ながら&残念ながら年明けに持ち越しとなった。今年(これを書いているのはまだ2017年なので2017年)の作業はこれまでになくスケジュール管理に労力を注いだせいか、今までに比べればおそらく最も順調な進行を実現したが、…

横断歩道にはたらく力

ひと気のない道を歩いていたら、横断歩道の赤信号につかまった。右を見ても左を見ても、車がやってくる気配はない。そのようなとき、普段ならサラサラっと渡ってしまうところだが、その日は渡ることができなかった。体が金縛りにあったように、あるいは横断…

客観的な視点を共有する

A地区に住む人々は地区の外へ一歩でも出たら体が溶けてしまう。あるとき、A地区の住民とB地区の住民が一緒にハイキングをすることになり、目的地であるA地区の丘まで皆で歩いていたら、A地区の住民であるXが急に腹を押さえて、トイレに行きたいと言い出した…

2017年11月の音楽

ここ数ヶ月、よく聴いた音楽を記録しておく。まずはアウスゲイルのLeyndarmál。なんと読むのかはわからないが・・。www.youtube.com最初に知ってからしばらく経つけど、時々むしょうに聴きたくなる。見事な曲。それからChet Fakerの1998。www.youtube.comふ…

話はどうしてズレるのか

前回の記事には、思いのほか反響があった。note103.hatenablog.comここで言う「反響」とは、主にはてなブックマーク数とはてなスター数のことである。これまでの記事でも、はてブが多くついたことは何度かあったが、今回のそれがいつもと少し違ったのは、第…

無償で仕事をしてはいけないという論理

優秀な人間が安い賃金で働くと相場が下がって周りの人が困る、みたいなことは以前からよく言われる。「高い技術には高い報酬を要求しましょう」という意味だと考えれば真っ当な話ではあるし、技術力は高いが無知でもある人が損をしないようにと与える助言と…

理想のチーム

特定の組織に所属するわけでもなく、フリーランスとして仕事をしていても、画家や小説家とも違うから、最初から最後まで自分一人でモノを作り上げるということはない。仕事の現場には版元だったり、クライアントだったりという他者がいて、しかも多くの場合…

アンガーマネジメント 〜 怒りの原理に関する感想

先日発行されたシノドス Vol.228 に掲載された「アンガーマネジメント」に関する記事は面白かった。その前半部分は以下で読める。 synodos.jp具体的なメソッドなどについて触れた後半部分を読むには、要購読。*1α-synodos | SYNODOS -シノドス-アンガーマネ…

堂々めぐり

あるひとつの問題に対して、AとBという2つの結論が考えられる場合、「Aにするか、Bにするか」と長い時間をかけて検討していると、その「時間をかけて検討する」ということ自体がなんだか悪いことのように思えてくる。最初のうちは「Aの方が断然良い」と思っ…