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温水洗浄便座を自分で交換した話

もう数ヶ月前のことになるが、自宅の温水洗浄便座(いわゆるウォシュレット*1)が壊れた。そのけっこう前から、あれ、不調かもとは思っていたけど、それは以前にこの家に住んでいた家族が設置したもので、自分はこれまで温水洗浄便座なんて設置どころか購入…

ウェビナーのハシゴ

昼過ぎ、プログラミングスクールのオンラインイベントがあり、参加した。昨年の今頃から通い始めたフィヨルドブートキャンプというところで、メインのプラクティスの他に生徒同士が適当に交流する部活みたいな仕組みがあり、それの相談会というか、ガイダン…

福田村事件を見た

面白かったんだけど、とりあえず「なにこれ」と思ったのが柄本明が死んだときにその息子の嫁役の女性が半裸になって、義父であるところの死者(柄本明)に覆いかぶさって泣くところで、「このシーン、要るか?」と思った。後から「そういえば」みたいにそう…

私(と|の)SNS

休日。敬老の日だったらしい。自分が子供の頃はたしか9/15だったが、今は月曜という方が固定らしい。フリーランスの頃はまったく恩恵がなかったが、会社勤めになるとものすごくありがたい。次は「祝日が土曜日にかかったら金曜にずらす」とかもやってほしい…

やる気の出る方法

やらないとけないんだけど、まったくやる気にならない、というかやりたくない、というケースは結構ある。無力感というのでもなく、意欲というものが湧かない、みたいなこと。食べることとか、ダラダラ漫画を読むこと、SNSを眺めること、刺激的な動画を見漁る…

気づきメモ

最近の気づきをいくつかメモ。 後回し 冷笑する特権 他人を自分の人生の評価者にしてはいけない 後回し 物事を後回しにすることの問題。自分でイメージしているよりだいぶ負債感が強いのではないか・・とふと思い、どのぐらいマズイのかちょっと考えてみた。…

中央値を動かす

社会問題について考える中で、最近思っているのは平均値ではなく中央値を動かさなければいけないということだ。中央値とは、たとえば年収100万、150万、1,000万の3人がいるとして、その真ん中である150万のこと。 (ちなみに平均値は、この場合は約416万にな…

選挙に行けとか言ってくるやつら

20代半ばから30歳前後はリバタリアンかぶれというか、「他人の自由を侵害しない限りは何をしても自由でしょ」という前提で生きていたから、選挙などまったく関心もなければ行く気もなく、実際行かなかったので、選挙に行けとか言われても「お前の目的を実現…

いつのまにか異常な世界に生きていた

人生の終わりが近い、と思っているわけでもないのに、残しておかなければ、という気持ちに時々なる。安倍さんのことは少し前まで、どちらかと言ったら肯定的に見ていたと思う。家族に聞いてもそうだったと言う。たしかに、十分とは言えない。でもまあ、最悪…

失敗を恐れる

A: あなたは失敗を恐れていますね。B: もちろんです。いつも恐れています。しかし、それは誰だってそうでしょう。A: 人間は失敗をするものです。恐れていても仕方ないのではないですか。B: いえ、失敗を恐れることで物事の判断に慎重になるというメリットが…

生とは可能性のこと、死とは返事をしなくなること

あるとき、ある人が死んで、そのことを残された人がどうやって実感するのかといったら、それはその死んだ人が、もう「返事をしない」ということによってではないかとふと思った。 生きている間であれば、仮に何年もの間こちらから呼びかけず、またその結果と…

誘われても狭い部屋に入らない

A「キミはりんごが好きなんだね」 私「いえ、とくに好きではありません。どちらかと言えばみかんの方が好きです」 A「みかんが好きだからって、りんごが嫌いとは限らないだろう」 私「嫌いとは言ってません。好きというほどではないということです」 A「ほら…

嫉妬をこじらせない

以前から、同世代か年下の世代の人たちが活躍するのを見るたびに、自分が無価値な存在であるように感じられてしまって、その感覚を嫉妬と呼んでいた。 嫉妬はあまり愉快な感覚ではないから、自然に「嫉妬は良くないな」と思ってもいたけれど、これを完全に排…

勉強を続ける方法

4月から簿記の勉強を始めて得たものはいろいろあるが、中でも大きいと感じるのは「わかる」ための方法というか、厳密には「なぜかつて学校の勉強がわからなくなり、ついていけなくなったのか」がわかった(気がする)ということだ。簡単に言うと、それは借金…

終わりのタイミングが遅い人

小学校の高学年のとき、友達に誘われて合唱部に入っていたんだけど、ある大会に出る直前の2日間、別の学校から専門の先生を呼んでコーチしてもらう、ということがあった。 あれはウチの学校の顧問の先生がけっこうやる気のある人で、たぶん中学とか高校とか…

後悔は必要だ

判断はつねに迷う。キーワードは「後悔」だ。上手くいった場合と比べて、ああ、やはりBではなくAを選ぶべきだった、と後悔することを避けたくて判断に迷ってしまう。 上手くいった場合と比べて残念に思う、ということはよくよく考えると無駄な気もする。何し…

曲がり角の向こう側

11月の最後までscholaの最新刊の編集に追われていた。翌週にはその後始末的な作業に追われた。入稿の期限は守った。当たり前だよ、と言われるだろうが、当たり前のことをできた、とは誇りたい。今後はわからない。でも今回はできた。前回も。その前も。でも…

インタビュー、硬い絵を描く

こういうので少ししゃべった http://magazine.cybozulive.com/2012/06/fumbaro.html純然たるボランティア(無償)が話の元なので、ほとんど遊びというか楽しみとして参加した機会だったが、最初に想像したとおり結果的にはそれなりに大変だった。取材自体は…

説得力の問題

その村では水が貴重だった。唯一の水源は林の奥にある小さな湧き水で、しかし湧き出る量はとても少なかったから、村人が一度に飲める水はわずかだった。 村には水を分配する役目の男がいて、男の家は代々それを業としていた。男やその祖先には特別な感覚があ…

いつかは返すペン

その会場の入口で我々はペンを渡される。すでにキャップは外されていて、インクがどれだけ残っているのかを知ることはできない。割りあてられたテーブルへ誘導され、それから僕らはひたすら円を描き続ける。好きな大きさの、好きな感じの円を描く。いくつ描…

なぜ信頼していないひとを信じることによって、信じていたひとを信じられなくなるのか

AさんはBさんとそこそこうまくいっている。協業のチームワークも悪くない。 そこにCさんが出てきて、Aに「Bがきみのことをこんなふうに悪く言ってたよ」と言い、Bには「Aがきみをこんなにひどく言ってたぜ」と言う。 AとBは見事に憎み合い、互いを信用できな…