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中野正彦の昭和九十二年

3連休明けの火曜日。メンバーは通常の体制に戻って作業量も以前の状態に。だいぶラクに感じる。

昨日、ジムで厚めにトレーニングしたせいか体が重い。なんのためのトレーニングかという感じだが、体調が悪いわけではないので充実感は持続している。筋肉痛がバリバリと増してきている。

仕事が終わって、しばらく『中野正彦の昭和九十二年』を。

www.hanmoto.com

回収になることは知っていたが、それが発表された翌日ぐらいに書店に寄ったら普通に売っていたので買ったもの。パラッと読んだだけで手の届くところに置きっぱなしにしていたので、あらためて。とにかく造本が良い。紙の本って最近ほとんど買わないが、これは作り手による愛情を感じる物に仕上がっている。読み物としても普通に面白いが、回収しなければいけない程なにか特別な瘴気に満ちているとか、そんな感じは全然しない。才能ある書き手が仕上げたひとつの小説、という感じ。まだ1〜2割ぐらい読んだ程度なので全体の感想ではないけれど。ひと言で言って、「そんなに問題になるようなものではない」という感じ。版元は存在していないものを存在しているかのように扱って、過剰な対応を取ってしまったと感じる。

北村紗衣さんの連載が更新されていた。面白かった。
wezz-y.com

Twitterが全ユーザーに対して有料化するという話が進んでいるらしい。
www.itmedia.co.jp

デマでしょ、と言いたくなるような内容だけど、ITメディアさんのそれなりに時間をかけて精査した内容っぽいので信憑性はある。イーロンが有言不実行である例も一緒に挙げているし。まあ昨日も書いたように、有料でなければ使えないのだったら使うことはないと思う。

昨日のジムで「いい曲だな」と思ったものは大半がK-POPだった。日本のアイドル音楽はかなり突き放されているな・・とあらためて思わされる。もちろん同じ方向で進化する必要なんてないのだけど、日本のそれは独自方向に進化しているというのではなくて、様式美としてまったり停滞し続けることに価値を見出しているような感じがあるので。演歌の世界というか。まあそれでも、民俗音楽・総合芸術として見ればそれなりの価値はあるのだろうけど。

とくにこれはいいなと思ったものをいくつか紹介。

www.youtube.com

動画を見ているとちょっとわかりづらいが、音はめっちゃクール。

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これも音はとても良い。動画はクオリティ高いと思うんだけど、まあターゲットが若年層だからなのかあまりフィットしない。

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曲としてはこれが一番ハマった。

これらに比べると、今の日本のマス向けアイドル音楽は20年ぐらい古いという印象。それで回っているなら、それでも良いのかもしれないが。