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日記の話、ヨドバシ.comで買い物、Twitterのアカウント削除

日記

  • 昔の人はSNSもブログもなかったのに、よく日記を書いている。その後に本になる前提とかならともかく、そうではないケースのほうが多かっただろう。なぜなのか。
  • ぼくがブログを書くときには、それを他人が読むことを前提としているが、昔の人はそうではなく、自分だけが読み返したりすることを前提に書いていたということだろう。
  • たしかに、というか、自分しか読まない前提であれば、公開できないようなことも書けるわけで、そうであるならまた、それなりにメリットもあるのかもしれないが。
  • 公開できないというか、公開することに躊躇するような内容というものはあるはずで(単純に個人情報に関わることとか)、たしかに考えてみると、そういった思念をきちんと記録しておきたい、と思うことは少なくない。
  • 公開して良い話と公開したくない話を両方書き残すのは随分大変そうなので、一番いいのは公開しない話をベースにして、その中で公開できるものだけ出す、という感じなのかもしれないが。(やるとは言ってない)

Amazonからヨドバシへ

  • 先日書いたこの件に関連して、
  • その後、またネットでの買い物の必要が生じたので、今回はヨドバシ.comを使った。
  • 幸い、欲しい物はすべて揃った。飲食物、日用品など。
  • それを日時指定で送ってもらうことができる。しかも、配送業者を選べる!
  • 郵便またはヤマト便を選ぶことができ、選んだ場合には350円追加。しかし、350円追加するだけの価値は十分ある。
  • ちなみに、指定しなければ郵便になるケースが大半(というか自分の場合は100%)のようなので、わざわざ350円指定の候補に郵便が入っているのはどうなのか。
  • Amazonのサポートには以前のやり取りの流れで、上記のブログ記事も渡しておいた。すると、コンビニ受け取りを使えばADPは来ない、との助言をもらった。
  • 言いたいことはわかるが、重い物だったらコンビニから運ぶ手間が大変だし、注文内容に応じてそれを振り分けるのもストレスなので、しばらく使うことはないだろう。それをするぐらいなら「可能なかぎりヨドバシに」と決めてしまったほうがラク

日記2

  • 日記の話に戻ると、以前に読んだ野田秀樹さんの本の中で、野田さんが毎日書いていた稽古日記みたいのが一部掲載されていて、面白かった。基本的には自分のために書いてある、サービスとしてではない文章だったが、それでもたしか90年代以降だったから、出版などを通して他人の目に触れることは意識していただろう。
  • 現代において、他人の目に触れさせることを前提とするか、しないかは、その創作物に対して少なからぬ影響を与えるように思える。人目に触れないことを前提に書かれたものは、少なくとも自分自身に対してはより良い影響を与えるようにも思える。(それをするとは言ってない)

東浩紀さん

  • 昨夜、東浩紀さんがTwitterのアカウントを消した、という話を見た。わざわざ調べに行ってはいないけど、今日になってふとTwitter検索してみたらみんなそう言っているのでそうなのだろう。
  • アカウント削除があまりにも大きな変化であるとしても、Twitterから離れる、という判断自体には共感する。東さんの時間をより有意義なものとして使ってほしい、と思う。哲学、文筆、ご自身の生活などにぜひ大切な時間を使ってほしい。
  • たしか少し前の日記にも書いたが、SNSへの否定的なコメントの書きやすさ、その可視化されやすさは異常だ。現代日本嫌韓の言説が多くなっているその異常さとも様相が重なる。新聞労連はこうしたメディアのあり方にNOを発信したようで、頼もしく感じるが、SNSサービス主体は果たしてどうだろうか。責任はユーザにのみあると考えているのだろうか。
  • その後、ゲンロンカフェの公式アカウント経由で本人からのアナウンスがあり、少しホッとした。さすがの内容だった。誠実であり、諦めもあり、でも変わらず戦っている。

大雨出社、『九月、東京の路上で』

  • 大雨。記録的な。普段なら自宅作業にするところだけど、会社でどうしても参加しておきたい打ち合わせがあったので強引に出社。
  • 行きの電車からすでにダイヤの乱れ。ドアが開くたびに雨が吹き込んでくる。しかも時間調整のために途中の駅で5分ぐらい停車していて、その間にもどんどん吹き込んでくる。気を利かせて一部閉めてくれてもいいのに・・。
  • 途中でものすごいタバコ臭い人が隣りに座り、しばらく我慢していたがかなりのレベルだったので仕方なく移動。知り合いだったらこんなふうに感じることはないのだけど。見知らぬ人とは、つまり人ではない概念になりやすいのかも。
  • 幸い、会社最寄り駅についた頃には雨はだいぶ落ち着いていた。通り道にあるエスニック料理屋さんでガパオライスのテイクアウト。650円(税込)。テイクアウトだからか、値段は10月以降も変わらない。助かる。会社で食事。
  • 参加しておきたかったMTGは無事終了。
  • カスタマーサポート終了後、会社の席替えをしばらく。サポートチームのさらなる効率化等を目指して。なかなか面白い。人力でレゴを作ってるみたい。レゴ作ったことないけど。
  • しばらく編集系の作業に集中。ヘルプ記事の校正など。
  • 自分のiPhoneと会社のスマートスピーカーBluetoothでつなげる試みが成功し、iPhoneをいじれば会社のBGMを流したり調整したりDJしたりできるようになった。快適!
  • 帰途はこのところ読み続けている以下。傑作。

  • 本来なら大きな出版社が出すべき内容。しかし、大きな出版社にはできないだろう。
  • 著者の加藤直樹さん。ものすごい勇気。言ってみれば、関東大震災時の朝鮮の人に自らなりに行くようなもの。とても自分にはできない・・。
  • もちろん、そこにあるのは勇気だけではなく、文章のセンスや実行力、やめない力なども。尊敬する。
  • 千葉方面の電車は台風のときよりも異常事態になっているように思えた。雨の影響、被害が大きいみたい。一体どうなってるんだ。2つの台風と1つの大雨。それらが重なったせいでもあるのだろうか。

身を守るための匿名

体感的に、今後は暴力をともなう差別が今までよりも増えてきそうだという予感がある。

それは今後増加する一方だという意味ではなく、長期的には均衡したり、減少したりもするかもしれないが、しかしこれからしばらくの間はまだ、たとえば今韓国に対して表れている差別的な態度が、少しずつ広がっていくのではないかという感覚があり、その際には今あるような精神的な追い詰め方にとどまらず、実際の肉体的・物理的な暴力が表れてくるのではないかという感覚がある。

*それはたとえば振り込め詐欺が、電話や本人のATM操作等による遠隔操作を通して金銭を奪っていたかつての方法から、まず電話で自宅に財産を持っていることを確かめた後、犯罪者自らが直接家に押し入って物理的な暴力とともに奪い取る方法に移っていったことと頭の中で重なっている。

これまで、そのような差別は、少なくとも表向きには、社会的に許されないものとして認識が共有されていて、だからこそそのような発言をするためには匿名である必要があったが、今後はむしろ、正しいことを言ったがためにそのような暴力を受ける恐れがあり、その際に実名であることは危険性を高めることにつながるから、「正しいことを言う人こそが匿名性を必要とする」という状況が増えてくるのではないか、と予感している。

たとえば香港のデモでは、参加者は皆黒いマスクをして匿名性を保っている。彼らが身元を特定されてはいけない理由は、良識から外れた自らの行為を周りに知られないようにするためではなく、国家から暴力を受けないようにするためだろう。

ぼくは以前、意味のある議論をするためには匿名性は邪魔で、実名である必要はないものの、その人は「交換不能な存在であり、なおかつ生計を立てる手段を把握されている人」でなければ時間を割いてやり取りすることはできない、と思っていた。

しかしそれは、議論の対象が命をかけてまで行うようなレベルの事ではないからそう言えたのであって、身に迫る危険を回避するという観点から考えれば、暴力をふるわない側にこそ、匿名性による安全圏が必要になるのではないか、と思い始めている。

VimConfのLTに登壇、トロール

ネットダイエットの準備

このブログは身辺雑記やあれこれ考えたことの記録がメインで、趣味のプログラミングについては別のブログがあるので普段はあまりそれ系の話を書かないんだけど、以後書くことに関係あるので話題にすると、来月頭に開催されるVimの国際カンファレンスの終盤に行われるライトニングトーク(という企画)で登壇することになりました。

VimConf 2019

詳細は割愛しますがなかなかすごい機会、チャンスなので、精一杯頑張りたいと思いますが、昨夜遅くにこの連絡が来て、開催まで2週間という感じなので、あまり時間がありません。
ということで、1日の大半を費やしてるTwitterの時間を再び減らす必要があるかなと。これまでも、大事なタスクが生じるたびに、Twitterなりブログなりの更新をストップして、つまりアウトプットを止めることにより必要な実作業にかける時間を増やす方法を取っていて、これはなかなか功を奏しているので、今回もそれで行こうかと。

Twitterをまだほとんどやってない頃、あれはたしかcommmons: scholaの第1巻を作り始めたぐらいの頃に、ブログを一時休止して入稿まで突っ走ったということがありました。ブログが集中の妨げになっていたなんて!時代を感じる・・。

具体的には、1日あたりのツイートを徐々に減らして、平均3つぐらいまでにしようかと。できれば閲覧自体減らしたいけど、まずはアウトプットを減らすことから。アウトプットをしない前提とすれば、それだけアプリやサイトを見る機会も減るので。

最近ではスマホ・ネット依存の話題がどんどん増えてきて、そのようにして思うのは、たしかにSNSなんていくらでも、死ぬまでだって見ていることはできて、しかしそれによって生産性が直接的に高まることなんてないので、さすがにすべてを捨てて死ぬまでやるみたいなことは避けなければいけない、ということ。

と同時に、ぼくは今の職場をTwitterで知ったし(とさらに同時に、じつはそのつい数週間前まで、上記とまったく同じ理由、つまり直近の仕事に集中するためにSNS断ちをしていて、ようやくそれが終わったぐらいの頃に見たTwitterで現在の社長のツイートを見て「ここに入社したら面白いかも」と思ったのでほんとに超ギリギリのタイミングだった)、その他にもTwitterを見ていなかったら知らなかった&実現しなかった、自分の人生に大きな影響を与えた出来事がいくつもあるので、「SNSなんてやめればいい」とも全然思わない。

食事やお酒と同様に、「ほどほどに、楽しめる程度にやる」というのがいいんだろう、と思ってる。

その上でしかし、楽しめる程度を超えてまでやるのはやっぱり問題で、そう考えるととりあえず投稿は1日3つまで、閲覧はそれが軌道に乗るまではとくに制限なし、という感じがちょうどいいところかな、と。

ちなみに、そのイベントの翌週にはハングル検定。前回は勉強をスタートしてからひと月もしないぐらいで受験して50点だった5級を受け直しつつ、その上の4級も同日に受ける予定。

なので、この勉強への集中時間も確保するため、やはりネット遊び時間のコントロールは必須になりそう、ということ。

トロール対策

これについてはいずれ別記事にスピンアウトしたいんだけど、つい最近、韓国のアイドル(女優)の人がSNS等でのヘイトコメントに心を痛めて亡くなったらしい。

それに前後して、ぼくがフォローしている複数の韓国人YouTuberもそれぞれやはり目を覆うようなヘイトコメントに傷ついているという話を見たばかりで、こういうの、本当にどうにかならんのか、と思う。

本来であれば、それぞれのSNS事業者が本腰を入れて対応すべきだろ!と思うけど、彼らにとっては収入源でもあるからなのか、まともな対応が行われない。

最近見てあらためてひどいと思ったのはサイエンスライターの片瀬久美子さんへの匿名からの攻撃で、この経緯を見るのはかなり心身にこたえるのでリンクは貼らないけど、その舞台となったTwitterはなんにも対応・対策をしていない。

*ついでに言うとはてブや増田におけるひどい投稿を野放しにしている(ように見える)はてなにも本当そろそろ何とかしてはどうか、と思ってる。

だから本来ならばサービス側が何とかすべきだろと思いつつも、それに期待していてはこちらが先に死んでしまうから、対策として考えていることは、「自分を人間として扱わない人間を人間として扱う必要はない」ということ。

ヘイトコメントを見て傷つくのは、そのコメントに一理あると思ってしまうから。言い換えると、相手を自分と同じ人間だと思っているから。

でも、そんなことを言える、という時点でもうその人は自分のことをその人自身と同じ人間だとは思ってない。何らかの概念とか、二次元とか、動物や草花、鉱物や菌類のようにしか思っていない。
そして、そういう人のことは同様に、そういう物として思うしかない。というか、そうしないと本当にこちらが死んでしまう。

ただし、そのような対応・態度はこちらが起点になって行うことではない。あくまで、受け身として、鏡として相手に返すというだけ。もし何か奇跡的なことが起こって同じその人がかつての問題について詫び、自分を人間として扱っていることがわかれば、こちらもそのようにすればいい。

また相手が攻撃してくるからといって、こちらも攻撃するという意味でもない。単に、「何として見るか、扱うか」という話。自分を人間として見ていない人を人間としてではなく、相手が自分に見ている物のように見返すということ。そして、必要があれば何よりも優先して自分の身を守るということ。逃げることはその時、不可欠な選択肢になるだろう。自分に向かって猛然と向かってくるのが人間ではなく、車だったとしても対話を試みるだろうか? ぼくなら逃げる。

トロールに対する正しい態度はひとまずそんな感じではないか、と思ってる。

ブログで近況

あくまで試験的に、ということだけど、考えていることを今までのようにTwitterにメモがてら流していると、その分またつい閲覧してしまうので、上記のようにちょっと頭に思い浮かんだようなことはブログに書いておく、というのを試してみたい。毎日ではないし、どれだけ続くかもわからないけれど。

カレー

ここ数年あちこちにできている、インド・ネパール系の廉価なカレー屋さんが家の近所にもあって、最近また1つオープンしたので行ってみた。2回め。

ここは種類も多くて、前回は夕食の品をほとんどそこで済ませよう、と思っていろいろ頼んでテイクアウトしてきたら、なかなかおいしかったので、今日は昼食および夕食の一部をそこの品にしよう、と思って前回とは別のカレーその他を注文。

ビリヤニ、サラダ、チーズナン、マトンチリ、カレー2種類、という感じ。ビリヤニ、たぶん初めて食べたかもしれないけど、ちょっとスパイシーな焼き飯みたいな?めちゃおいしかった。

その他サラダ、ナンなども普段はそうそう口にしない感じのもので、満足した。

ブログで近況(2)

  • 考えたらそういうこと、以前はScrapboxでも試していたっけ。
  • こういう内容は箇条書き(リスト)形式の方が向いている気がするので使ってみる。

note雑感

  • 一つ前に書いたこの記事、
  • 最初はnoteで書こうと思ったんだけど(テーマ的にフィットしそうだったので)、記法がやや独特というか、いや記法はナイというか、Mediumに似ているようで、それより個人的にはだいぶ特殊というか、なんだろ・・Wordとか?Excelを使っているかのような汎用性がない書き方に慣れる必要がある気がして、どうしても無駄な手間が多くなり過ぎそうで諦めた。
  • 特殊な記法で使い回しがきかない、という意味ではScrapboxの方がずっとそうなんだけど、あれは結局全データをテキストファイルでインポート・エクスポートできるので、より大きい意味では使い回しがききまくるのに対して、noteでは動画一つ貼るにしても全部手動でコードを入れるためのボタンをポチポチ押していかなくてはならず、上記の音楽記事のようなものを書こうとしたら相当な時間を費やすだけでなく、そのように頑張って入力した内容を後から丸ごと(たとえば打ち込んだYouTubeのURLなどと合わせて)テキストファイルにエクスポートするなんてこともできなそう。
  • いわばロックイン的な状況になりそうで、これはちょっと・・という感じだった。
  • とはいえ、それはべつにnoteの不備ということでもおそらくなくて、それで全然構わない人たちがターゲットというだけなんだと思う。それで問題ない。

2019/10/20の音楽

最近聴いてる音楽

このところはトム・ヨークSpotifyで「This is Thom Yorke」を流しっぱなしで出退勤。ということが多い。

あとはSpotifyだとこのプレイリストとか、

このプレイリストも。

後者の起点になっているのは以前にも紹介したScary Pocketsの「Thank U, Next」(のカバー)だけど、その中にあるMoonchildっていう人とか、あとVulfpeckっていう人の以下の曲もよかった。

www.youtube.com

なんなんこのヴィデオww めちゃ好き。

さて、普段この音楽紹介シリーズではその時に熱中している曲をただダラダラと並べているだけなんだけど、今回はその時点にかぎらず、ぼくの人生を通して「あの曲好きだったなあ」みたいのも以下に「オールタイム・ベスト」と称して入れておきたい。

今後はこれを土台に、順番や加減をしていったら面白い記録になるのではないか、と。

オールタイム・ベスト

The Four Seasons - December, 1963 (Oh, What a Night)

  • 現時点でトップはこれ。元気になる。なぜか・・。

Jomanda - I Like It

  • 普段は常にこれがトップ。永遠の名曲。サビを聴いてる間、体じゅうの全器官が音に集中してしまって他の何もできなくなる。

SWV - You're The One

  • 高校1年ぐらい?のときにクーラーのきいてる部屋でずっとこのMVを見ていた。これを良いと思えた自分偉い。

TENDRE - crave

  • 上の章には入れなかったけど最近はこのTendreさんもよく聴いてる。中でもこの曲はベストで好き。歌詞がすごい。まったく音から聴き取れない(笑)。才能を感じる。

Paul Simon - Love and Hard Times, Best Old Version

  • 静かめの曲ならこれがベスト。ポール・サイモン天才すぎるけどこの曲のこのヴィデオにおける演奏はとくにすごい。世界の他のどこにも鳴っていない音楽。この瞬間だけに生まれた音楽。

自然にコメントが出てくるのはこの辺まで。以下はざらっとご覧頂ければと。

America - A horse with no name

Stephen Stills - Love The One You're With

Ásgeir - Leyndarmál

Isley Brothers - Work to do

Double Exposure - My Love Is Free

Fairground Attraction - You Send Me

Ben Folds Five - One Angry Dwarf And 200 Solemn Faces

Maxwell - Fortunate

Genesis - Jesus He Knows Me

Jellyfish - The Ghost at Number One

MGF - 優しくしないで'96

Christina Aguilera - Beautiful

Yogee New Waves / CLIMAX NIGHT

Kylie Minogue - Love at first sight

Jurassic 5 - Concrete Schoolyard