103

日記の話、ヨドバシ.comで買い物、Twitterのアカウント削除

日記

  • 昔の人はSNSもブログもなかったのに、よく日記を書いている。その後に本になる前提とかならともかく、そうではないケースのほうが多かっただろう。なぜなのか。
  • ぼくがブログを書くときには、それを他人が読むことを前提としているが、昔の人はそうではなく、自分だけが読み返したりすることを前提に書いていたということだろう。
  • たしかに、というか、自分しか読まない前提であれば、公開できないようなことも書けるわけで、そうであるならまた、それなりにメリットもあるのかもしれないが。
  • 公開できないというか、公開することに躊躇するような内容というものはあるはずで(単純に個人情報に関わることとか)、たしかに考えてみると、そういった思念をきちんと記録しておきたい、と思うことは少なくない。
  • 公開して良い話と公開したくない話を両方書き残すのは随分大変そうなので、一番いいのは公開しない話をベースにして、その中で公開できるものだけ出す、という感じなのかもしれないが。(やるとは言ってない)

Amazonからヨドバシへ

  • 先日書いたこの件に関連して、
  • その後、またネットでの買い物の必要が生じたので、今回はヨドバシ.comを使った。
  • 幸い、欲しい物はすべて揃った。飲食物、日用品など。
  • それを日時指定で送ってもらうことができる。しかも、配送業者を選べる!
  • 郵便またはヤマト便を選ぶことができ、選んだ場合には350円追加。しかし、350円追加するだけの価値は十分ある。
  • ちなみに、指定しなければ郵便になるケースが大半(というか自分の場合は100%)のようなので、わざわざ350円指定の候補に郵便が入っているのはどうなのか。
  • Amazonのサポートには以前のやり取りの流れで、上記のブログ記事も渡しておいた。すると、コンビニ受け取りを使えばADPは来ない、との助言をもらった。
  • 言いたいことはわかるが、重い物だったらコンビニから運ぶ手間が大変だし、注文内容に応じてそれを振り分けるのもストレスなので、しばらく使うことはないだろう。それをするぐらいなら「可能なかぎりヨドバシに」と決めてしまったほうがラク

日記2

  • 日記の話に戻ると、以前に読んだ野田秀樹さんの本の中で、野田さんが毎日書いていた稽古日記みたいのが一部掲載されていて、面白かった。基本的には自分のために書いてある、サービスとしてではない文章だったが、それでもたしか90年代以降だったから、出版などを通して他人の目に触れることは意識していただろう。
  • 現代において、他人の目に触れさせることを前提とするか、しないかは、その創作物に対して少なからぬ影響を与えるように思える。人目に触れないことを前提に書かれたものは、少なくとも自分自身に対してはより良い影響を与えるようにも思える。(それをするとは言ってない)

東浩紀さん

  • 昨夜、東浩紀さんがTwitterのアカウントを消した、という話を見た。わざわざ調べに行ってはいないけど、今日になってふとTwitter検索してみたらみんなそう言っているのでそうなのだろう。
  • アカウント削除があまりにも大きな変化であるとしても、Twitterから離れる、という判断自体には共感する。東さんの時間をより有意義なものとして使ってほしい、と思う。哲学、文筆、ご自身の生活などにぜひ大切な時間を使ってほしい。
  • たしか少し前の日記にも書いたが、SNSへの否定的なコメントの書きやすさ、その可視化されやすさは異常だ。現代日本嫌韓の言説が多くなっているその異常さとも様相が重なる。新聞労連はこうしたメディアのあり方にNOを発信したようで、頼もしく感じるが、SNSサービス主体は果たしてどうだろうか。責任はユーザにのみあると考えているのだろうか。
  • その後、ゲンロンカフェの公式アカウント経由で本人からのアナウンスがあり、少しホッとした。さすがの内容だった。誠実であり、諦めもあり、でも変わらず戦っている。