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レペゼン母読了、The Hives、口パクMVシリーズ

仕事はまあまあ忙しかった。息つく暇は無し。

『レペゼン母』、読み終わった。よくできていた。仕掛けもいろいろ見事だった。終盤に行くにつれていくつか「?」なところもあり、前半の「すげー」という感じは必ずしも保たれなかったが、それでもデビュー作でここまでこれるのは純粋にすごい。ちなみに気になったのは、円という人とその息子の扱い。ストーリーを進めるためのコマにしかなっていないのではと感じた。ちょっと前に、『ルックバック』という漫画が話題になりつつも、主人公の一人を殺める犯人みたいのが精神疾患の設定のようになっていて、そんなふうに都合よくそういう病気を使うのは駄目ではと批判され、後から設定が変わったのをちょっと思い出した。あの批判は正当で、作家がそれを修正したのも素晴らしかったが。この円とその息子の設定もそういう配慮の浅さというか、人間を道具として構築している感じがあった。ストーリーを動かすために不可欠な存在であるにもかかわらず、ストーリーを動かすこと以外の働きというか、そこにいる意味というか、そのキャラクターへの愛情が感じられなかった。それを言ったら、けっこう雄大に対してもそういう感じはあったのだけど。

昨日の電話のハシゴの後遺症というのか、いろいろ背負ったものがあり重たい。でもまあ、役割。仕方がない。

最近聴いている音楽。なぜかHives。

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新曲が出たようで、その勢いで昔のも。ずっと忘れていたけど、どれもカッコいい。

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最初の動画は本人たちではなく、役者がやっているみたい。たまにそういうMVがある。たしかニューオーダーにもそういうのがあった。これか。

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こういうシリーズは他にもありそう。ちょっと毛色は違うがアヴァランチーズのこれとか。

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他にもいろいろありそうだけど・・。

Hivesに話を戻すと、スウェーデンの出身だったことを初めて知った。たしかにというか、言われてみればアメリカっぽくもイギリスっぽくもない。架空のガレージロックバンドという感じ。それだけに極端。それがいい。ロックは規範を破るもの。あれだけ様式美的で、しかしその範疇を突き破る極端さ、過剰なシンプルさがある。テンポのゆらぎもなんだかすごい。人力でなければ出ない味。ただ実現したい音があり、それだけをやっている感じ。

夜、業務が終わってから少しプログラミングの自習。課題とは別のもの。これでまた課題が遅れる。でも自習をしたかった。Gitのcherry-pickとsquashをマスターしたくなった。そのためのローカルリポジトリを作って、それで練習。実践的にはSourcetreeでやれた方がいいはずだから、それも見据えつつ。動画の説明がやはりというか、けっこう役立つ。もう数日、できるときに継続してみる。

夕食、近所のネパールカレー屋でテイクアウト。それがメインということではなく、普段の夕食にその1品を足す感じ。マンネリにならないように。夕食がマンネリになるとなかなか苦しい。精神的にというか、文化的にというか。店の人はもう覚えてくれていて、少し雑談。今日はまったく外に出ていなかったから、それだけでも少しリフレッシュできた。