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レペゼン母、電話のハシゴ、美学校講座

仕事は比較的穏やか。昼食後、一瞬寝そうになるほど。その昼食はワカメのカップラーメン。どこのメーカーかもわからないぐらい標準的なもの。これはたぶん200円もしないぐらい。生活に優しい。具はかやくと粉末スープだけ。こざかしい調味油とかもない。そういうのがいい。味もよかった。

Amazonのポイント数倍のセールが今日までだったので、いろいろ必要な本を集中的に買った。実用書が大半だけど、思いつきで『レペゼン母』も。じつはというか、昨日書店に立ち寄ったときに無料で配布されていた講談社リーフレットで逢坂冬馬さんと宇野碧さんの特別対談というものがあり、それをパラパラ読んだらめっちゃ面白そう!という感じだったのでまんまと買ったのだった。

たぶん雰囲気的に、ちょっと前に読んだ『我が友、スミス』っぽい話な気がするなという予感がしたんだけど、果たして結構通ずるところがある。まだ30%ぐらいしか読んでいないけど。不当に差別される女性、それを見返してやるみたいなメッセージが感じられる。あからさまなフェミニズム小説という感じではないけど、こういうテーマである以上それを避けることなんてできないし、という感じ。

*『我が友、スミス』の話は以前ここで少し書いた。
note103.hatenablog.com

ところで、そのリーフレットにかなり盛大なオペレーションミスというか、テキストをデザインに流し込む段階で生じたのであろう目を覆うような間違いがどかんと載っていて驚いた。誰も気づかないのかよ・・という。流し読みすらせずに印刷してしまったことがわかる。作家の二人にも構成した人にも申し訳なさすぎだろ講談社〜・・。

家族と電話のハシゴ。なかなかヘビー。トーンはあくまで軽快なのだが、そうでもしないと気が重いような話が多い。それはまるでこんな感じ。

僕と五反田君は会うとだいたいそんな風に話をした。僕らは軽口を叩きながらかなり真剣に話しあった。それは絶え間なく冗談を必要とするくらい真剣な話だったのだ。その多くはあまり出来の良い冗談ではなかったけれど、それはとくに問題にはならなかった。とにかく冗談であればよかったのだ。それは冗談のための冗談にすぎなかった。我々は冗談という共通認識を必要としていただけだった。僕らがどれくらい真剣かというのは、我々自身にしかわからなかった。
村上春樹ダンス・ダンス・ダンス』)

プログラミングも進めた。スクールの課題。無事OKをもらったが、まだまだ先は長い。いくつもある課題の3分の1をようやく過ぎたぐらい。厳密に言うと、全105課程のうち38が終わった。36%か。

じつは今月から始まったこんな美学校の講座もあって、時間さえあれば参加したい気持ちが強いんだけど、その時間がない。
bigakko.jp

土曜日に書店で買った平田オリザさんの『ともに生きるための演劇』を少し読んだ。平田さんの思想の入門編的な感じか。

プログラミングスクールの課題図書はまだ半分近く残っているのに、こういうものを読んでいるから時間が無くなる。