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ジム、ホームセンター、生活保護の扶養照会、保坂和志

レーニン

午後、ジムへ。今までで最長かもぐらいみっちり。やっておきたい種目をそれぞれがっつりやりつつ、普段だったらここで終わり・・というところからさらに1〜2時間ぐらい。前半でバチバチに疲れた部位が帰る頃には普通に戻っていた。しかし明日以降はそれなりに筋肉痛になっているはず。

終わってから、ホームセンターでいくつか自宅トレで使いたいものを物色、購入。後から気づいたが、この時にトレーニング用のウェアも買えば良かった。ホームセンターには作業服売り場に安くていいものが沢山ある。誰も知らないようなブランドばかりだけど、汗水流す現場仕事の人たちに適した速乾性の快適かつ経済的にも助かる価格で購入できる服がバリエーションも豊富に揃っている。ということをすっかり忘れてそのまま帰ってきてしまった・・。

生活保護の扶養照会問題

帰宅して、Twitterを見ていたら稲葉剛さんのこれが流れてきた。

詳細はつくろい東京ファンドのサイトに掲載されている。

tsukuroi.tokyo

心底うんざりする、一部自治体による棄民主義。いや棄民というより、もはや「弱者憎悪」とでも言うべき現象。第二次安倍政権以降、このような社会的弱者への憎悪とすら思える切り捨て政策が加速していて、考え始めると毎日毎時間毎分毎秒怒りを感じ続けなくてはいけなくなる。自分のリソースがどんどん奪われていく。それが嫌でときには逃げ出してしまうが、逃げ出すことによって解消されることなんて何もない。それだけ解決が遅れるだけだ。

無力感に身も心も包まれてしまう。しかし、このような暴力を行使する連中(この件でいえば、厚労省からの通知を無視してまで高い割合で扶養照会を行い続けている文京区、豊島区、港区、杉並区等、及び未回答の自治体)にとっては、その「外部の人間が感じる無力感」こそが歓迎すべきものであるはずだ。無力を感じている場合でもない。このつくろい東京ファンド、そして東京新聞の取り組みなどは、まさにその悪夢へ向かう無力感を振り払う大きな力になっている。弱者が踏みつけられるのを無視して得られる幸福な人生などいらない。というか、そんなものは無い。

保坂和志

保坂さんの小説講座には間に合わなかった(まだジムにいた)が、購入者にはすでにアーカイブが見れるようになっていたので、明日以降あらためて見るつもり。まだ少し眺めただけだけど、いつも通りの保坂さんの語りで、今回もすこぶる面白そう。

保坂さんといえば、けっこうKindle化されていない本が多い。以下とか。

比較的最近の作品で、刊行記念トークショーとかもやっているぐらいなんだけど(YouTubeにアップされてた)、紙の本のみという。
みすず書房中央公論社も、まったく電子本対応をしていないわけではないと思うんだけど、他の同じぐらい名のある出版社に比べると遅れがちという印象。後から電子化するのはなかなか割に合わないのかもしれないけど・・。