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なぜか仮免取得

教習所

突然修了検定を受けることになり、平日よりも早起き。とりあえず半分眠ったまま、頭で覚えたコースをイメトレ。20分ぐらい。車に乗り込むところからエンジン始動、発車、各チェックポイントを回って、駐車、下車。

教習所に到着し、受験票を受け取る。オートマ、マニュアル合わせて30人ぐらい。けっこう多い方らしい。

予定より少し早めにコース説明があり、なんと覚えていた道順とは別のルート。当然といえば当然なのかもしれないが、検定の順路はその時々で変わるみたい。坂道発進の順路がイメトレとは逆順で震えた。まあでも、仕方ない。ルートは未知のものだが、指導員さんが指示してくれるらしいし、コース自体は同じものなのでOK。

1人の指導員につき、4人の教習生が順に技能検定を受けていく。それが指導員の数だけある。自分は2人目。1人目の検定のときに後部座席でスタンバイ。道を覚えさせるとかもあるのだろうか。1人目のほうが緊張感の途切れないうちにサッとやれていいと思っていたが、注意するポイントなどがわかりやすくなるので、2人目以降の方でよかったと少し思った。

後部座席に座っていると、教習生が運転する車はやけに遅く感じられる。その人に特有のことかと思っていたが、速度メーターを見ると自分が普段走っているときとほぼ変わらない。運転席にいると速く感じるのだろうか。途中で、1人目の人が何度か合図を忘れたり、タイミングが遅れたりすることがあり、「今合図して、今!」と心で叫んだ。その都度、ちょっと遅れてきちんと出していたのでかるく安心した。

自分の番になり、思っていたより全体的にはスムーズに進んだが、一度ウィンカーを切り忘れて、最後の駐車時に寄せすぎて縁石に接触してしまった。接触したときには「終わった・・最後の最後で」と心底落ち込んだ。寄せが下手なのは自覚していて、何度も「注意しよう」と思っていたのに本番の最後にまんまとその悪いクセ(文字通り)が出たことに落ち込んだ。

しかし結果としては、合格していた。まじで!?と驚いた。技能検定は少なくとも1回で受かることはないと思いこんでいたので、本気で驚いた。これでもう修了検定はしなくていいのか・・とその解放感だけがあった。この後の学科試験で何度落ちても構わない。やり直しは簡単だから。でも技能検定を何度もやるのはつらすぎる。緊張するから。でも、やらざるを得ないだろうと思っていた。それが1回でパスした。しつこいようだが、信じられない。

まあ、ドライビングというか、カーブや直線の進み方は自分でも比較的スムーズだとは思っていた。S字もクランクもうまくいった。ウィンカーの切り忘れと接触を除けば全体として良い感じだったが、その接触は本当に致命的だと思っていた。運が良かった。

少しして、あまり間を空けずに学科試験。結果を言うと、これも合格した。まじで!?と思ったが、まあギリギリまでけっこう勉強をしたし、正直ちょっと難しかったというか、迷う問題も何問かあったので絶対大丈夫とは思わなかったものの、ひとまず悔いが残らない程度には勉強していたし、「絶対ダメだこれ・・」と思うほど歯が立たない感じでもなかった。
とはいえ、50問中45問正解しなければいけないわけで、練習問題では44点とかを取るケースも珍しくなかったので、駄目ならそれで仕方ない、という感じだった。が、それもなんとか受かった。

その後、2段階(路上教習)に関する学科を2時間受けて、今後のための諸手続きを聞いて解散。すでに18時とか。長い1日だった。