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みきわめ合格

教習所

夕方以降、2時間分の予約を取っていた。

1時間目はS字・クランクの復習と踏切。これが終わると「みきわめ」と言って、修了検定(仮免を取れるかどうか決まる)を受けていいかどうかを判定する時間に入る。

しかしそれ以前に、このS字・クランクが駄目なら「みきわめ」にも進めないはずで、そこそこ緊張していたが、思いの外すんなり終わった。
じつは最近は教習所が随分疲れるというか、とくに心労がつらいので1日1時間でも十分と思っていたが、この狭路の復習とみきわめには手こずるはずと思い、土曜はやる気を出して2時間分の予約をしていた。これで落としたら、その分をまた日曜にやればいいや、と。

しかし上記の通り、1つ目はすんなり終わり、日が暮れてから2時間目、つまり「みきわめ」。

で、結論から言うと「検定受けていいよ」ということになり、まじでーーと驚き。何度か大きめのミスをして注意されたりして、こりゃ今回は駄目だな・・まあ仕方ない、と思っていたのだけど最後に普通にOKが出て飛び上がるかと思った。ベテランの指導員さんで、怖い・・と思っていたのだけど、指摘は穏やかでわかりやすく、最後は楽しげに話してくれて、なんだか勇気づけられた。

「いつ受ける?」と聞かれて、平日しかできないと思っていたので、万一受検できることになったらと考えておいた平日を言ったのだけど、日曜もできるよと言われて、じゃあ明日にします、ということになった。実際のところ、上記のように明日は狭路の復習とかみきわめのための予備日として取っておいただけで、まさかこんなにサクサク修了検定を受けることになるなんて思っていなかった。早すぎる展開に目眩がする。

しかも、検定は午前中からスタートするので、それに間に合うために家を出るとなると普段の仕事よりも早起きしなくてはいけない。自分にはこれが一番つらい。しかしもう、どうにもできない。よほどもう1週間延ばそうかと思ったが、それもなんだか、情けない。みきわめで得た感覚を忘れてしまうかもしれないから、という理由よりも「情けないから」という理由でとりあえず明日、受けることにした。