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ニーネのトーク&ライブ

仕事は普通。いつものように頑張った。

教習所

終業後、教習所に電話をして2段階(路上教習)に入ってからのプランなどについて相談。オプションを申し込むか、今のまま行くか。対応してくれた所員さんの意見は「悩ましい」。そう、俺もそう思ってた。しかし検討材料になりそうなことはすべて整理できたので、持ち帰ってあらためて検討。30分近く時間をもらってしまった。申し訳ない感じもするが、大変ありがたかった。

筋トレ

夕食後、少し筋トレ。今日はダンベルプレス、腕立て、トライセプスエクステンション。まあ、やらないよりは・・という感じ。そこそこ満足。

ニーネ

アーカイブ購入していた以下のイベントを断続的に見た。とりあえず全体の3分の2ぐらいまでのトーク部分を見たが、すごく良かった。

  • 「ニーネ詩集 自分の事ができたら」刊行記念トークショー&弾き語り

twitcasting.tv

1,800円で、12/2(金)まで購入&視聴できる。すごく良い。どういう人に勧めたらいいのかわからないけど、とにかく良かった。

前半、この詩集を編集・出版した屋良さんが「さようなら、ドラえもん」というドラえもんのコミック第6巻に収録されている話*1について語っていたのだけど、見ながら泣いてしまった。何しろ屋良さんが泣きながら話している。これ、会場にいたら一緒に号泣していたはずで、オンラインで良かったと思ってしまった。

その後も全体の9割ぐらいを屋良さんが話していた気はするが、その内容はといえばほぼすべてニーネの話で、やはりイベントの主役はニーネだった。大塚さんは気遣いに満ちた人で、お客さんたちに屋良さんの話の補足やフォローみたいのを随所でしていて、しかも自分自身の話もここぞという所できっちり挟んでいてすごかった。

といっても、聞き役をあえて引き受けたという感じでもなく、そのようなバランスで屋良さんに妄想全開で話してもらうことがイベントのためにもお客さんのためにも、何より大塚さんやニーネのために最良と判断されたのだろうとも思った。実際、他のどこにもないかけがえのない時間になっていた。

もし自分がこのイベントの司会とか、あるいは登壇者の一人などとして参加していたら、もう少し「一般的」な流れみたいなものを意識して、それに当てはめようと進行してしまっていたかもしれない。しかしそんなことをしたら、あの場でしか生まれなかった価値は失われ、それはその後二度とこの世界に生まれることはなかっただろう。そこで言う「一般的」とか「普通」とか「バランス」みたいなものというのは、結局物事を薄めるものでしかない。そんなことにならないように、この貴重な時間は丁寧に紡がれていったのだと思う。

このイベントには「心」とか「気持ち」とかいうようなものしかなく、その純度を薄めるものが何もなかった。そういうものに触れたのはとても久しぶりだった。こっちが自分の「ホーム」で、そうでないところにずっといたのだと思った。深夜に書かれた手紙は翌朝に読むと恥ずかしくて破り捨てたくなるとはよく言うが、翌朝の感性が深夜のそれよりも優れている理由なんてどこにもない。深夜の手紙にしか書かれえない価値というものがあり、人生にはそれこそが重要だ。大塚さんがニーネとしてボトルに詰めて海に流した手紙はやがて屋良さんの手に渡り、屋良さんが海に流した手紙は詩集として僕の手元に届いた。そして僕もまたこの手紙を海に流している。

肩こり・腰痛

夜、風呂に入っているときにふと気づいたが、昨日まで悪夢のように続いていた鬼のような肩こりと、金曜にジムでやったデッドリフトによる腰痛が少し薄まっているようだった。腰痛は時間が経てば収まると思っていたが、肩こりの解消はなぜ?という感じ。かなり急激に軽くなっている。風呂であったまったから?それともトレーニングをじわじわ再開している成果?よくわからないが、いずれにしてもありがたい。また冷えたらすぐに戻ってしまったりするかもしれないが、このまま弱まっていくことを期待したい。

*1:この機会にKindleで電書版を買って読み直したのだけど、なんと章扉を含めてたった10ページの話だった。当時のドラえもんに割り当てられていたページ数がそれだったということだろうけど、あれだけの話がわずか10ページ(というか実質9ページ)の中にダイジェスト版のような嵐のような省略と勢いで詰め込まれていて、ほとんど神話というか詩というか、F先生の物凄い技量を感じた。