円滑なコミュニケーションというミッション、いしいひさいち、清水ミチコ

仕事

昨夜は珍しく寝付くまでに時間がかかり、普段以上に睡眠不足ぎみで臨んだが、結果的にはとくに悪いパフォーマンスということもなく、むしろ普段以上に成果を出せた気もする。
今日はこのブログを書く時間がいつもより早いので、なるべく早く寝たいが・・。

終盤に久しぶりの文章講座。イレギュラーな対応（お客さんが怒っているとか、逆に経験がないぐらい褒められているとか）において、お客さんと円滑なコミュニケーションを結ぶためにはどのような文章を認める必要があるか・・みたいな話。ぼくは編集の仕事をしていたときから、メールの相手に必要な要件を伝えつつ、なるべく違和感や不快感を持たれないようにしながら協力を取り付ける、というのが重要なミッションだったので、その「円滑なコミュニケーションを結ぶ」ということだけを考え続けていたというか、それこそが仕事の大半みたいなもので、息をするようにそういう文章を書く、みたいなところがある。それが上手いというより、それが普通というか。なので、自分が考えるそれのコツみたいなことを語った。

簡単に言うと、相手になったつもりで読みながら書く、ということ。よくある言い方としては「相手の身になる」ということだけど、誰もが言うようなそれが実は真理だ。しかし、誰もが言うようなことでありながらそれを実践するのはかなり難しいというか、それって非常にマイナーでびっくりするほど地味な行為なので、実際にそれをできている人なんてほとんどいないとも思う。普通に書いていたら当たり前に見過ごしてしまう、見逃してしまうような手法なのだ、それは。その辺のことをみっちりめに伝えてみた。