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人生のピーク、三島賞

仕事

いつもより1人少ない体制でつつがなくこなしていたが、最後の1時間ぐらいでグッと立て込み。さながら嵐の中の航海の様相を呈したが、なんとか皆バランスを保ちつつゴール。慌ただしかったわりに振り返りもしっかりできたし、悪くなかったように思う。

業務はここ数ヶ月で、自分で言うのもなんだがけっこうスキルが上がったというか、貢献度が増してきた気がする。作業中に余裕・余白が生まれてきたというか、その余ったリソースを使って作業自体の精度を高めたり、リスク回避の方策に回したりできているような。あるいはその時間等を業務に関わる自己研鑽にあてたりとか。

つい最近、自分は40代も後半に入って、しかし頭の中が20代前半、いや下手をしたら10代前半の頃からほとんど変わっていないということに気がついて、静かな衝撃を受けたものだけど、その気づきというのは、「頭の中は若いままだが肉体はどんどん老いている」ということへの気づきでもあり、要はこの先はただ枯れていく、しぼんでいく、壊れていくだけなのだと思い至ったということで、しかしこのように、まだ向上できる部分があるのかと思うとそれもまた不思議だ。

たとえば年をとってから、何かの趣味にハマり、「何であれ始めるのに遅すぎることはない」とかよく言うが、ここで言っているのはそういう話ではなくて、人間が到達できるピークというものは10代とか20代のそれが最高地点であって、そこから先はそれが下降せざるを得ないというような認識を持っていたが、分野によっては必ずしもそうではないのかなと思ったということ。

月曜は今日休んだメンバーが引き続き有休なので、今日と同じ体制。

『水と礫』の続き。もうすぐ終わりそう。読むほどに好みという感じ。この場面ではこれしかないだろう、という表現が並んでいる。これ、文藝賞以外に何も受賞していないのか?あり得ないだろう、という気になる。まあ芥川賞にしては長すぎるかもしれないが(しかしそういう制限もどうなのか)、これだけの作品で何もないということはないだろ・・と思って検索すると、三島賞の候補にはなっていたみたい。
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この時は乗代雄介さんの『旅する練習』が取ったようで、そうなるとなるほど、まあ岸政彦さんも候補にいたようだし、おいそれとは受賞はできないか・・と急に弱気になる。
しかし、ここにしかない世界があるのは確かで、次作もすでに出ているようだから、これを読み終えたらほどなくしてそちらもトライしたい。

ちなみに、上記の三島賞のリンク先から乗代さんのスピーチを読めるけど、読み応えがある。筋金入りという感じ。

今日のズボンズ

  • ZOOBOMBS 2013.09.22 Nobody like you

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めちゃめちゃいい。短いけど。

  • ZOOBOMBS / Highway a Go-Go

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たぶん最初に見たズボンズのPVはこれ。メロディ、声、ひずんだ音、どれも好みすぎた。マツオさんはたしかデザイナーで、その辺のセンスというか、イメージをそのまま実体化するのが巧みだなあ、とそれはその時ではないと思うけど、よく思っていた。

今日のドアラ

  • タダでは帰って行かないドアラのクセが強すぎる退場シーン集2021!

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  • この日で最後となる西武戦前、別れを惜しむようにイチャイチャするドアラと辻監督 (2022/05/26)

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