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今日買った本、#withyellow

書店でこれを購入。

前者はカバーが非常に印象的というか、工夫が凝らされていて思わず買ってしまった。連作短編のような体になっていて、最初の2本を読んだけどテンポがよくてサクサク進んだ。

後者は現在進行系の韓国フェミニズムの様子をキャッチしたくて。知らないことばかり&エネルギーがあり、面白い。

ここ数日はセンター試験のこともあり、痴漢レーダーの作者さんたちが声を上げた #withyellow の運動が話題になっている。

最初に見たのはこの記事。

www.bengo4.com

そして何よりこの記事。わかりやすい。

www.nhk.or.jp

取り組みの公式サイトはこちら。

https://www.voiceaction.net/www.voiceaction.net

ちなみに、痴漢レーダーはアプリが出てすぐぐらいから入れてる。

今日はヤフーニュースでも話題だった模様。ただし、見てない。消耗しそうだったので。

NHKの記事ではこちらも重要だと思える。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191226/k10012228881000.htmlwww3.nhk.or.jp

たまたまだけど、最近はこれを読んでいた。今大体7〜8割ぐらいまで来た。

再発防止を目的とする依存症治療プログラムに関わる著者によるもの。いろいろ、非常に参考になる。

なぜこの問題にこのように関心を持つのか?といったら、第一には知らないことを知っていく好奇心のようなことがあると思われ、第二にはただ知っていくというそれだけで、何かしらの貢献につながると思えるから、な気がする。

痴漢防止の運動に対しては、ある種の男性からの熾烈な批判が絶えないようだ。その理由を想像はできるが、実感(共感)はできない。なぜだろうか。そのような批判を行う人は、「自分」と「男性(というカテゴリ)」がちょっと近すぎる・重なりすぎているのかもしれない。ぼくは社会的には男性の範疇に入るだろうが、痴漢という犯罪の加害者と自分を「同じ男性だから」というだけで結びつけたりはしない(というかしようがない)。その意味で、そこを結びつけることのできる状況というのがちょっと想像できない。

少し前まで、それまでのフリーランスでの自宅作業から会社員での電車通勤に生活が変わり、痴漢冤罪の可能性が生じてしまったな、と不安になったこともあったが、上記の本を読んだり、よくよく考えてみると、仮にそのような状況に直面してしまったとしても、加害者に対して声を上げた被害者にはなんの落ち度もないのだと、戦う相手は被害者ではなく真の加害者なのであり、また他の現場で起きている数多くの加害者なのだと思えば不安の質も変わってくるなと思った。