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韓国語能力試験の受験、選挙でピンポイント投票、坂本さんの追悼番組

TOPIK

午前、8時過ぎに起きて9時過ぎに出発。韓国語能力試験(TOPIK)を受験しに。

www.kref.or.jp

今までハングル検定は何度か受けたけど(といっても2回?)、TOPIKは初めて。TOPIKは韓国政府が実施している国際的な試験で、日本人向けに日本語で設問が作られているハングル検定と違って、問題文も韓国語。じゃあめっちゃ難しいのでは・・という感じだけど、案外入門者向けの1級、初級者向けの2級あたりは簡単だと言う(最上級の6級はかなり難しいらしい)。

ということで、気軽に申し込んで3日前ぐらいから対策的な勉強をして臨んだのだけど、思ったより全然難しかった(笑)。そこまで簡単ではなかったというか。数日とはいえ、事前にちょっと対策をしておいてよかったというか、もっとそれに時間をかけていたらもう少しマシだったかもしれないのだが、とはいえそんな付け焼き刃でどうにかなる自分のレベルでもなかったかもしれない。

けっこう、解説を聞けば「ああ、そうだよね」という感じなのだけど、実際に限られた時間で問題だけを前にするとなかなか難しいというか、韓国語の文を読んでそこから意味を読み取る(イメージする)ということにまだまったく慣れていないのだな、と思い知らされた。

200点満点中、80点以上で1級、140点以上で2級合格らしい。1級は大丈夫ではないかと思うけど、2級は厳しいかもしれない。マークシートなので、一応全部埋めはしたけど・・。

結果は約1ヶ月半後の5/25(木)とのこと。問題も回収されるので自己採点もできないのがつらいところだけど、一旦忘れて学習に励みたい。

選挙

TOPIKが終わってから、選挙に行った。統一地方選挙統一地方選は今月後半にも後半戦があるので、大きな流れで見れば前半だが、自分の地区では県議選・市議選が行われるのでこちらがメインというか、ビッグイベント。

今回の選挙期間ではいつも選挙カーが爆裂にうるさい候補者が今まで以上にしつこく、うるさかった。自民党公認の70才過ぎの人だが、なんと今どきホームページ(いわゆる)もSNSも何一つやっていない。彼の実績を見るにはどうすればいいのだろう?というか、自ら有権者に発信しようという意志もなければその必要性も感じていないということだろう。唯一、自治体が発行する選挙公報でその一端を垣間見ることはできるが、「安心・安全」みたいな何も言っていないに等しい抽象的な言葉が並んでいるだけで、今まで何をしてきたのか、これから何をしたいのかまるでわからないものだった。

しかし、この人はこの爆裂選挙カー作戦のみでこれまで何期も上位当選を果たしている。もちろん、自民党公認ということも大きいのだろうが、実際に投票しているのはAIではなく人間である。人間が、わざわざ投票所まで行ってその人に投票をしていることだけは明らかである。その候補者をぼくは愚かな人だと思っているが、それ以上に愚かなのは有権者の方だとも思う。いかに愚かな候補者であっても、当選しなければ良いわけで、しかし実際には多くの有権者がその人を当選させている。問題はこちらの方にこそある。

投票に行かない人も問題の一因ではあるかもしれないが、その人たちが投票に行けばその候補者が落ちるのかと言ったら、そんなことはないだろう。投票に行かない人たちは現状に満足しているから行かないのであって、言い換えれば現在の社会に存在しているあらゆる問題を見て見ぬ振り、あるいは無視しているから行かずに済んでいる。かく言う自分もそうだった。

投票に行かない人には、投票に行ってくれと言うのはちょっと違うと思っている。その人たちには、一緒に社会を変えようと言うべきだ。その人たちも「本当は」現在の社会に満足などしているわけがない。しかし「何が問題なのか」を認識できていないから、その問題を無視できているだけだと思う。社会問題を見るのは怖いと思う。疲れるし、嫌な気分になるし、何よりそれに対して何もできない自分への無力感を感じてしまう。1円にもならないのに、そんなにひどい気分には誰だってなりたくない。でも、そういう社会をぼくらは変えることができるはずだ。僕と同じ問題意識を感じる必要はまったくない。でも、同じ人間なのだから「これだけは許せない」と思う対象はある程度なら共通しているはずだ。そこで共闘できさえすればいい。そこだけに期待して、「今の人生で満足していないことはないか、それを見つめて、一緒に改善しよう」とだけ言いたい。

今回、ぼくが支持している候補者はまず間違いなく当選すると思われた。これを書いている今、まだ結果は出ていないが、おそらく上位で当選するだろう。だから、今回は当落線上にいると思われる、自分が支持できる人に1票を入れた。こんなことは今までにない。初めての投票だ。もしその第1候補とも言える人が落ちてしまったらどうしよう、という不安もなくはないが、その状況はほぼありえない。過去数回分の選挙結果をスプレッドシートに記録して、これまでのデータを眺めてみたが、そのようにしか考えられなかった。具体的には、2011年から前回の2019年までの3回分の選挙結果を並べてその推移を確認し、自分が「てこ入れ」するならここだろう、と思った候補者に入れた。レバレッジというのか、自分の1票の重み・効果・価値が最大化するのはそこだと思った。果たして、結果はどうなるだろう。このような選挙への参加の仕方というのがある。かなり面白いので、おすすめしたい。

追悼番組

これを読んでいる人にはもう間に合わないかもしれないが、4/9日曜深夜、実際には日付変わって4/10の午前1時半頃から、scholaTVの「ドラムズ&ベース」編の再放送がある。
www.nhk.or.jp

そのことをTwitterとか、Mastodonとかいろんなところで告知した。それがひとしきり終わってから、ラジコでクリス・ペプラーさんの番組をいくつか聴いた。
www.j-wave.co.jp
https://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20230407230000

このOTOAJITOは前から知っているつもりだったが、聴いたのは初めてだったかも。とても良い番組だった。坂本さんがゲストで出演した回の再放送を流していた。最後にバカラックが来たのは、少し驚くとともに納得する感じもあった。

同じクリス・ペプラーさんの、今日放送されたTOKIO HOT 100でも、短い坂本さんの追悼コーナーがあった。14時半頃から。
https://radiko.jp/#!/ts/FMJ/20230402130000

詳しくは書かないが、クリスさんの坂本さんへの思いがあふれる良い時間だった。「威圧感ゼロ」で超普通、ぜんぜん威張らないということを何度も言われていて、本当に同感だった。まったく同じ印象だし、以前にこのブログでもそういうことを書いたかもしれない。その話を聞いて、やっぱりそうだったんだな、と思った。

その後、とくに坂本さんへの言及を期待したわけではなかったんだけど、ちょっと静かで端正な番組をもう少し聞きたいと思って、バラカンビートを聴いたら、やはり最初の話題が坂本さんだった。考えてみたら当然なのかもしれないけど。
https://radiko.jp/#!/ts/INT/20230409180000

ラジコで過去放送を聴けるのは7日以内だそうなので、興味ある方はお早めにどうぞ。