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文章講座、休肝月

仕事

メンバーが一人有休だったので、そのフォーメーションで。なかなか上手く回った。

終盤、文章講座。今日は「文章の中のわかりづらくなってしまった部分をどう直すか」という話。全部がおかしいわけではないのだけど、一部の言い回しがおかしい、しっくりこないという場合、その部分だけを直してなんとかする、というのはなかなか難易度が高い。そういう場合は「そもそもどういう内容にしたいのか」までさかのぼって、根本から直した方が早いし綺麗になるという話。
結局、文章というのは俯瞰→ディテール→俯瞰というふうに俯瞰視点とディテール視点を行ったり来たりする中で仕上がっていくもので、この中のディテールで発生した問題をディテールの作業だけで修正するというのは難しい。場を移すことでグッと直しやすくなる。

終業後、疲れが溜まっていたようで2時間ぐらいグッタリ眠ってしまった。

筋肉痛

昨日までずっと悩まされていた脚の筋肉痛、今日から何事もなかったようにほとんど完全に無くなってしまった。逆にというか、徐々に強まっていた腹筋の筋肉痛が最高潮。しかし脚の例を考えれば、明日には消えるはず・・。

以前にちらっと書いたが、筋トレを始めた影響で、ここ1ヶ月ほど酒を飲んでいない。「そういえば最近飲んでないな」と思って記録を付け始めたのが7/4だったので、今日でまる1ヶ月。

べつに禁酒をしているつもりではなくて、筋トレの影響でとりあえず食べる量が多くなり、酒を入れる体に余地が無くなったというか。元々、飲むときはいつも少ないツマミでダラダラと延々飲むのが好きというか、飲むこと自体を楽しんでいたのだけど、一日を通して空腹になることがあまりないので、そういう楽しみ方をできなくなったというか。

やめる直前までは、炭酸の酒をやめるとか、度数の高いものを試してみるとか、そういったトライもしていたけど、よくよく考えてみたらそこまでして飲む意味なんてナイというか、それで何が得られるのか?と冷静に考えてみたらさほどの収穫もない、ということがわかってしまったというか。

以前から、それほどの量ではないとはいえ毎晩飲むからにはそれなりに出費もかさむわけで、そろそろやめたいなあ・・とは時々思っていたのだけど、こんな理由で(つまり、考えてみたら大して美味しくも楽しくもないことに気づいたという理由で)やめられるとは思っていなかった。

とは言っても、これで今後も継続的にずっとやめられると思っているわけでもなく、また気が向いたら戻ってしまうかもしれないけど、ひとまず今は夕食時は野菜ジュースとか水とかで十分という感じになっている。

それにしても、毎日飲んでいたときには何を酒に求めていたのか・・と考えるとなかなか面白い。他人の行状を観察するような感じになる。思うに、やはり求めていた最大のメリットは、「リセット感」だろう。たとえば、19時とか20時に飲み始めたとして、そうするとその時点を境に、1日が一旦区切られる。その区切り以前は「素面の、対外的な活動してOKな自分」で、その区切り以後は「完全にプライベートな、対外的な活動はNGな自分」ということになる。その後者の自分に早くなりたい、社会性から遠く離れた、プライベート空間の住人である自分に早くなりたい、みたいなことがあったのではないか。精神的な休息を求めていたというか。

もちろん、今だってそういうものを強く渇望してはいるけど、ただ今それをやらないのは、「飲んでも大して美味くないし、どちらかというと食事の味がわかりづらくなるし、満腹になるのが早くなるし、苦しくなるし、場合によっては二日酔いにも発展するし」みたいな様々なデメリットのほうが多いから、ということだろう。結局のところ、「もっとラクになりたい」という欲望自体は同じで、その実現の仕方が変わったということではないか。