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ふと思い立って、代々木の小川てつオさんのテント「エノアール」へ。仏革の原稿を持って。首尾は上々、ふと思い立ってそのまま表参道ヒルズを見学経由、後藤繁雄スクール同期生にして同人誌/フリーペーパー『pm13』のデザイナーたるhassyさんの事務所まで徒歩。『pm13』はとうとう、印刷所から初版が上がってきまして、それの僕の取り分を受け取りに行った次第です。hassyさんとは紀伊国屋スーパー付近で待ち合わせて、しばし歓談&出来上がりを初めて手に取って感想を言い合う。この時間!これのためにやってきたのか、というぐらい本質的な意味ある時だ、と思うも、その少し前にふと思い立ってすぐに京橋へ行くことにしていたので、数分、今後の展望等も含めて話したところでお別れして、一路、銀座線で銀座方面。いつも映画美学校へ行くときにはその都度寄らせてもらっていて、その都度フリー新聞『PUNCTUM TIMES』を頂いている写真ギャラリーPUNCTUMへ。そしてその都度そうであるように、クローズの19時を少し回った頃に到着したら今日は残念ながら入れ違い。というかクローズ後だったので残念という以前に普通か。PUNCTUMは後藤繁雄さんとまた新たなプロジェクトを推進スタートするというのでその辺のお話も行き当たりばったりに色々お聞きしたかったけど、まあ仕方ない、また来ることにして、というかもうそろそろおれは時間を守るとかそういう事について別人になって当たりたいと切にまた思った。で、京橋の映画美学校へ。これも仏革関連でちょっと用事があってそれを実際済ませたりもしたのですが、たまたまそこで目にした新しい教室のレイアウト!いつもの音楽美学講座の教室がガラーッと模様替されていて、しかもすごく合理的というか、今考えられる内でもっともこの部屋を理に適ったかたちで作ったらこうだろう!という風になっていて本当に驚いた。以前のかたちでも良いところは当然あったのだけど、個人的に「もっとこうなった方がいいと思うのだけど・・・」と(生徒でもないのに)思っていた状態に図らずも近付いていて、10月以降の新規入学生の方にはまたさらにいい場所になったなーと思った。
しかし、それにしたって、各所をグルグルと回るあいだにわらしべ長者的に膨れ上がった荷物は久しぶりに慄然とするほどの重さとなった。荷物の重さに歩きながら腰を痛く感じたのは半年ぶりくらいか。帰ってきて、肩から荷を降ろして早急に整理しないとならないものだけパパパとまとめてほとんど抜けがらというか、ストローを抜いた後のストロー袋(の水かける前)みたいになった。