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[その他]

 ここから日記っぽい。でもまだ、近過去の面白かった話をするには遠い。APミーティングから帰宅すると12時半(夜)。ペン大帰りとほぼ同じだ。しかも暑い。シャワー、ビール、メシ、当然、眠い、格段に、眠い、で、図書館で借りた本(昨日図書館で借りてきた本群は、こんな時に限ってってぐらい、どれも最強に面白そうで幸福だ)を逃避でパラパラ読む。明日明後日中に締め切りのテキストが2種、それとは別に進めとかないとならないオフレコ作業が2種、オフレコじゃない合同ゼミの資料づくりとか段取りを考える話が一つ、後藤さんのゼミ用に作成しなきゃならないリストづくりが一つ(今週中に作っておきます、と一昨日言ってしまったので金曜までには送らなきゃだ)。明日と明後日はそんなわけで猛集中である。合同ゼミの舵取り担当junさんが作成してくださった、1945-1955年に発表年を絞ったオリジナルCDを聴いている。猛素晴らしい。発表年だけでなく、選曲自体にも気が利いている。合同ゼミに合わせてと思われるが、バードランドの子守唄なんかも自然に混ざっている。マイルスもトリスターノも、ケニー・ドーハムだって聴けちゃう。最後に2005年発表のカニエ・ウエストが入っていて、これは前回ゼミで耳にした時にも「あれ?」と思ってあとでjunさんに訊こうと思っていたのだがそのままになっていた曲で、また実にカッコいいんだ。何度もリピートして聴き返すCD。こんなのサクッと作っちゃうような凄い人たちが集まるゼミである。本当。そんな、僕が舵取りなんて一人で出来るものか。というか誰にも出来ないのか。いや出来るのか、僕一人のがいいのか、まあ、決めなくていいのか、無責任は大事ですよ、と、石塚さんも仰っていたし。
 気がつくと今は朝の4時40分で、なんとひぐらしが鳴いているので、ぜんぶ報われたような気持になる。
 そういえばそんな中でも保坂さん、石川忠司さん繋がりで知り合った方から送ってもらったものを読んでいて、これがまた凄く良い時間をくださって面白い。ゆっくり楽しく読み継ぎたい。それから最近現代詩を好きで読んでいて、四元康裕さんの現代詩文庫を買って、贅沢な気持になりながら読んだり荒川洋治さんの昔の詩集を借りて読んだりしている。やっぱりこれも贅沢で、時間をもらっている。