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0928さむい日記

1) 昨日は前エントリにも書いたように納品(というか)。そして前エントリに書いたようにお茶を飲んだかというと正解はビールで、そのまま夜中まで飲み続けてしまう。翌朝(つまり今日)は出掛ける予定があったのだけど、思いっきり二日酔いで本当につらかった。
2) 出掛ける予定って何かというと、10月に行われる友人の結婚式に着ていく服を買う旅に出るということで、新宿に行ってきました。とりあえずメンズ館でしょ?ってことで、マルイのメンズに行ってみるも、何か違う。なにもわからない。何をいくらで買ったら良いのでしょうか。しかも店員さんが皆、僕より年下だよねどう考えても。まったくわからないマルイ。べつに悪い意味じゃないです。
3) それで、んーじゃあ伊勢丹メンズですか?でも高いでしょそれは、グッチとか買わないでしょべつに、ってことで、ルミネの方にあるユナイテッド・アローズとかその途中のビームスとか何かそんな感じの見てみますか?ってことでフラフラ歩く途中で、タカキューに遭遇。これってあれじゃない、亭主改造とかでよく出てくるよね、覗いてみる?と言われて、うん、そうだね。と中へ。
 これまた僕より明らかに若い(でなければただそう見える)お兄さん達に出迎えられるのだが、スーツ・コーナーで非常に当たりの柔らかいガイドさんに出会う。同行してくれた彼女が「あの人に聞くといいよ。そんな気がするよ」というのでおずおずと切り出すと、柔らかくいろいろな場所へ導いてくれて、早い話が、そこで今日買うべきものはほとんど総て揃う。
 思うのだけれど、人は何でも最初は初心者で、必要なのは良きガイドなのだ。ガイドというと、大江健三郎先生の『宙返り』なんて小説を思い出すが(ガイドと書いて「案内人」)、そういう役割の人がどんな分野にも必要で、例えば大谷さんの革命や菊地さんのジャズ講義、また竹田先生や西研生の哲学領域でのご活躍も、ようするに素晴らしきガイドとして機能している。さらに思うに、ガイドとしての資質というのは、「まったく知らない状態」を忘れない、という点にあると僕は考えているのだけれど、今言ったような人というのはおそらく普通にそういうことが出来ている。
4) 数日前からペン大図書館という企画を秘密裡にスタートさせているのだけど、昼頃それについての素晴らしい指摘メールが来る。ガーーーン!しまったーーそうだった・・・やっぱり俺、早まったかなー・・・と、いつも思うような後悔を呼び起こすに十分な指摘でそれは、とはいえ非常に建設的というか生産的な内容であったので、それらをクリアしていくことで堅牢なシステムないしアイディアにしていけることを念頭に、さらに改良を進めて行きたいと思っています。
 何度も言ってますけれども、とりあえずペン大生対象の企画として頑張ってみて、うまく行くようだったら少しずつ音楽好きの人たちに裾野を広げてみたいとも思っていて、その為にもこのベース部分でじっくり粘っていく予定。

5) それにしても今日は寒かったですね。