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 先日ようやっと第2回革命が終わったばかりで、実を言えば僕の第2回革命はまだ終わっていなくて(僕の革命はまだ終わっていない)、っていうか第1回革命だってまだ終わっていない。というのは勿論第1回革命のテクスト版(ココね!ココッ!!→http://www.geocities.jp/television2nd/index-home2.htm)の後半がまだアップされていないという意味でもあるのだが、さらに言うとこの前半部註釈に対して、前も書きましたが面白い反応が送られてきたのでその分また考察したいというかする予定なので、本当はそれどころじゃないのに、

 第3回大谷能生フランス革命 10月23日(日)@渋谷アップリンクファクトリー

三月の5日間 のゲストである、岡田利規さん(演劇ユニット「チェルフィッチュ」の主宰)の劇作『三月の5日間』(第49回岸田國士戯曲賞受賞作)と、その流れで平田オリザさんの『演劇入門』を読んでいて、これがどっちも果てしなく面白い。
 岡田さんの作品は本来書籍の為に書かれたものじゃないのだけど、それでもグイグイ読まされてすごい。というか音楽じゃないか。いやーすごいし面白い。けど、これはあくまで台本であって、演劇ユニット「チェルフィッチュ」は身体の動きにかなり重きを置いて活動しているので(たぶん)、こんなのはまだまだチェルフィッチュの序の口なのだ、と思うと空恐ろしい。空恐ろしい。
演劇入門 (講談社現代新書) 平田さんの本は本の為に書かれているので書籍内空間はだいぶ肌触りが柔らかだけれど、それは語り口が穏やか、というだけの意味で、言ってることはかなり刺激的というか別に奇をてらってらっしゃるわけでもなかろうけど凄い新鮮。でもそれらの話はまたあらためて。というか、出来たら予習的註釈みたいなのも書いてみたいなテクスト版。このゲストはこんな方で、僕は岡田さんについてこう思う、みたいなのを書いてそれがちょっとは革命の宣伝っていうか興味をひく効果をもたらしたり全然もたらさなかったりっていうさ。ってでも時間ないか。ってかそれ以前に大谷さんのOK出るのか?ってでも自分の日記で書く分にはいいのか。いいのか。