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0913日記

1) 音楽を嗜んでいた友人の残した作曲テープが、7,8本ほどに分かれて計30曲弱ある。分かれ方・散逸の仕方は極めてカオティックであり、どこにどういう理由でその録音が残っているのか、誰にもわからない。これを、「まとめて」一枚のCDにして配ろうという企画がある。
 なるほど聞く分にはただ良い話なのだが、いざ「まとめて」となるとこれがかなりのホネな作業で、まず
1・どこに何が入っているのかをピックアップして
2・すべてを一度MDに落として状態を見極めて(聞き極めて)
3・それから曲順なぞを(勝手に)決める
 なんてことをしているとグングン消耗する上に時間もあっという間に過ぎていく。
 イヤだと言っているのではない。それは多分にクリエイティブな作業でもある。それら楽曲が案外「聞けてしまう」というのも救いである。とはいえ、この疲れ方は何だろう。意義はある。わかってる。やりたいとも思ってる。しかし、焦ってやってはいけない。きちんと、こちらのフィールドに引き寄せてやることが肝要だ。然るべき時期を見計らって、全力を出し切る為の準備を整えるのだ。たぶん、そういうことが言いたいのだ。

2) その作業に行くついでに、いつもは行かない図書館へ。西研先生の『へーゲル・大人のなりかた』をついにゲット。こんなところで・・・。ずっと探してたんすよ。嬉し過ぎる。
 あとは『ジャズ・イディオム』や菊地さんの整体の先生である片山先生による『骨盤にきく』など。本当はその他にも角松敏生の『モノローグ』や、そっくりもぐらさんの掲示板でも話題になった『音楽の正体』(!)などを発見するも、遠くて持ち帰れないので改めて取り寄せることにする。

3) ペン大スネアーズの課題曲を千本ノックばりに口ずさむも、実は次回授業日は『第2回大谷能生のフランス革命』の施行日(9/19月祝)なので、そして僕は一応革命に参加する予定なので、出れない。
 ちなみに、待望の『第1回フランス革命・増補テクスト版』の後半部ですが、現在大谷さんによるリライト中ですので、もうしばらくお待ち下さいませ。菊地さんの速報欄によれば、大谷さん、菊地さんのインタビューとかやってらっしゃったそうなので(笑)つまりは忙しく、もしかすると第2回までには初回分アップできないかな?とか個人的には思っていますが、とにかく待ちましょう。僕のところに来たら速攻上げますので。
 でもそれより何より第2回ゲストのばるぼらさんですよ。本当にどんな話になるのか全く見えませんから(僕には)。詳しくはこちら!→→http://www.uplink.co.jp/factory/log/000725.html

4) コルトレーンもさすがに飽きたので、チェット・ベイカーの『シングス・アンド・プレイズ』を。僕が初めて買ったジャズのCDで、この後ジャズのCDを買うまで5,6年かかってます。つまり、ジャズとしてというよりポピュラー音楽として聴いてました。なのでか何なのか、すごく良く憶えてる。どの曲もどのフレーズも。ゆったりしたい時などに、それこそ薬理のように効く限り、何度も何度もハナレグミアン・サリーやプラッシュを聴くように聴いていました(プラッシュ以外は持ってないので印象です)。

5) 昨日早く寝たら調子良かったので、今日もそうしよう。