↑を書いてしばらくしてからまず本文を少し直して、その後に追記してます。
けっこう怒ってますね、俺・・・。無駄なことにエネルギー消費してる印象もありますが、この時はこれを一番言いたかったのだから許してあげましょう。というか許してください。
- 最初にちょっと
今回のことで僕が思ったことのまとめをやってしまいますが、町山さんの件のエントリー(http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041106)を見て一番思ったのは、
”はてなスタッフってこんなに信用されていないのか・・・”ってことでした。
勿論、上にもチラッと書いてますが、実際にはコメントなんてしない閲覧者が大半で、そういった人たちも同様に思っているとはまったく限らないわけですが、でも最初はそう思って、ショックでさえあったわけです。
どうして「はてな」にいながら、そんなにはてなスタッフのことを悪く言うのかしら?と。
上の僕の文章を読むと何だか、
1・「はてなスタッフ」と「はてな」に苦情した人(仮にAさんとしますが)を弁護して、
2・コメント群を駄目だと言って、
3・町山さんを若干批難するような言い方になっている気がしますけど、
実際には僕にしたって、Aさんの”ヤワ”さを感じないわけではないんですね。ないんですけど、もうコメントの流れがあんまりにもAさんや「はてなスタッフ」を責めることでカタルシス(快楽)を味わうことに執心しているようだったので、少しだけ極端に”Aさんばかりが悪いわけじゃなかろう”という感じで書いてみたのでした。
というか、「はてなスタッフ」に至っては、全然悪くないと思うんですけどね・・・。(この”全然”っていうのが極端さの残滓です)
何というか、苦情を言うこと自体は簡単ですよね。とくに本人宛ではなく、「はてな」に言うなんて苦情は、立場的に”ユーザーだからいいだろ”的な、上から物を言うような甘えた潜在意識があれば、人によっては「気になった→すぐ苦情」という論理ですぐに”行動”に移せてしまうんじゃないかなーとか僕は想像するんですね。とすれば、僕の引用箇所じゃないですけど、訴え自体はそんなの氷山の一角で、実際にはもっとすごい数の苦情が寄せられているんじゃないかな、とも考えられるわけです。
問題はそれを、「はてなスタッフ」が右から左へと、ポリシーもなくただ要請しているかってことで、でも普通に考えれば、そういう状況って考えられないですよね。絶対、何らかの基準(明文化の有無に拘わらず)を設けてチェックを通しているはずなんです。
でも町山さんの日記のコメント欄では、そういう”普通”のことを考慮してコメントしている人が本当に少なくて、大半が「はてなスタッフ」のことを”何も考えていない”か、乃至は”考えられない人たち”のようにしか言っていない。そこに引っかかって、ついつい野暮な引用を無断で出したりも、してしまったわけです。
- それから
もうひとつ思うのは、やっぱり町山さんの日記ほどの規模になってしまうと(今年4月からのカウンターが、早くも300万ヒット間近)、見る人が余りにも多くて、その中にはちょっと思い込みの強い人がいたり、さらにはそういう人の方が簡単にコメントをしてしまう傾向があったりで、エントリーの内容を客観的/俯瞰的に把握しつつ踏み込んだことを言ってる人というのは結果的にすごく少なくなってしまうということですね。
実際、残念ながらというか、そこで見られるコメントの大半は、”初めから言うことは決まっていて、それに向けて論を練る”といったもので、ディベート的に”相手(ここではコメント欄のレス群ですが)の言うことを一旦飲み込んで、相手がそう言った理由を仮想する”というステップはほとんど抜け落ちているような印象があります。というか、世にある不毛な議論の多くはそんなものなのかもしれないですけど、でもやっぱり・・・そういうのって幼いし、出口がないですよね。
人気がありすぎるというのも、そういう意味では困った/怖いことなのかもしれないと思いました。(今コメント欄を見たら、すごいことになってる・・・)
- ということで
このタネも仕掛けもサービスもない文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
明日からは通常営業です。町山さんの日記から飛んでこられて、もし興味を持たれた方がいらっしゃれば、お時間のよろしいときにお付き合い頂けたらと思います。
それでは。