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まだ刊行前ですから、そんなこと言われても、と思われる方がほとんどであると思われますが、本当に申し訳ありません。
いま考えていることは、どうしてそのようなことが起こってしまったのか、という原因を洗い出し、そのようなことがもう起こらないよう、今後はその方法を変える必要があるということで、変更前の状態、変更後の状態を並べ、そのあいだにどのような違いがあって、その違いゆえに再発が生じる度合いは減る、ということを示せなければいけない、ということです。
また、今回このようなことが起こった、ということを、忘れずにいることが必要だと思います。
川染さんと小林さんには一分の非もなく、いわば天災に遭われたようなもので、そのとき天災とはすなわち私たち編集スタッフです。そのことを私は重く受け止めなければいけないし、また過不足なく認識しなければならないと思います。それがおそらく、このことを忘れずにいるための、不可欠な要素のひとつだと思います。
川染喜弘さんと小林亮平さんは、現在それぞれソロとしての活動を展開中です。
2006年の5月に渋谷のアップリンクで行われた、そして本書に収録された(音がバンド名)名義でのライブは、現在のお二人において中心的な活動とは言えず、それゆえ上記の「現在はそれぞれソロで活動中」という記述はなくてはならない一文でした。
現在、私たち編集スタッフに出来ることと言えば、くり返しになりますが、
1)具体的にどのような対応をすれば今後はこのようなことが起こらないのかを考え提示し、
2)いまからどのような対応をもってこの誤りから生じる影響を最小限にできるのかを考え提示する、
ということだと思います。
1)に関しては、今回の編集システムとして、情報のシェアが徹底されていなかったことが実状としてあり、またそのことは原因のひとつであるとも考えていますが、しかし単に「今後は徹底します」というだけでは変更になりませんから、やはり最終チェックの工程の中に、ゲストさん、またはゲストさんが委任できる任意の人間が目を通せる段階を、新たに置く必要があるかもしれません。今回は少なくとも、それはありませんでした。
2)については、少なくとも本書を通じて(音がバンド名)の活動を紹介する際には、可能な限りその都度「現在はそれぞれソロで活動中」の一文を記し、また、仮に増刷等の機会によって記事の修正をおこなえる際には、本来予定されていた箇所へテキストを加えさせて頂きます。
それらの対応は十分なものではないかもしれませんが、ひきつづき「それはたしかに、どう考えても妥当である」というレベルになるまで、こうした検討を進めて実践していきます。
川染喜弘氏と小林亮平氏のご活動については、(音がバンド名)ウェブサイトおよび掲示板にてご確認頂けます。

  • ウェブサイト

http://www.geocities.jp/poloniumrecord/

  • 告知掲示板

http://6713.teacup.com/tsupoornu/bbs

  • おしゃべり掲示板

http://6608.teacup.com/otogabandomei/bbs
また、ソーシャル・ネットワーキング・サイトのmixiミクシィ)においても、『カワソメ&ホットトローチ』コミュニティ内で適宜情報が更新されているようです。(ミクシィに登録している方のみ閲覧が可能です)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=66508
さらには、お二人は高円寺のカフェ&イベントスペース『円盤』での活動をほぼ定期的に行われていますので、円盤サイトおよびスケジュール・ページもリンクしておきます。

  • 円盤サイト

http://www.enban.org/

  • 円盤スケジュール

http://www.enban.org/schedule.cgi
今月は31日にイベントをされるようです。