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渋谷でデザイナーさんたちと打合せ。いろんな事をサクサク詰める。作業が具体的になっていくのはそれだけで刺激。思うのだが、問題というのは抱えた時点でほとんどが解決されている。解決されないのは、問いを放棄したときではないだろうか。そして解決するいくつもある方法に共通しているのは、それを抱えつづける、という点にあるのではないだろうか。
このようなやり方で300年の人生を生きていく―あたいのルンルン沖縄一人旅午後2時に終了して外へ出るとホントすごい暑さ。暑さというより熱さ。というより痛さ。というより怖い。代々木公園に歩いて行って、小川てつオさんにお会いする。テント村へはこれで3度目だが、また迷った。広いのだ。
小川さんはフランス革命の9回目に登場されている。(音がバンド名)や狩生建志さんと、3組同時で出たのだった。その回は、他の10回とは唯一違う会場、アップリンクXで行われたのだった。今、そのヴィデオを見ている。恐ろしく素晴らしい回だ。書籍にこのアトモスフィアが抽出されるだろうか。
今、後藤繁雄さんの生徒同級生で作っている冊子を置いてくれるような本屋さんを探しているところなので(たぶん今月印刷する。限定200部ぐらい。限定っていうか、そのぐらいで十分だろうと。しかもコミケの時期に見事に重なったので少し入稿を後ろにずらした)、そういう良い場所がないですか?とお聞きする。
土日はカフェを営業中なので、三年番茶を飲む。灼熱の渋谷だったが、公園内のさらにテント村は不思議と涼しい。土の上だし、高い樹の下だし、風がつねに吹き抜けているからだ。あっついねー、と合い言葉のようにどこかで言うが、実はそうでもなく、温度計を見ると34度なのだが、やはりそうは感じない。だからその後の渋谷駅行脚ではホント泣くほど熱くて笑った。