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「Vol.0 シーンの予感」

 スクールのほうのブログでもお知らせしたんですが、私が今通ってます後藤繁雄さんの編集教室の先輩、というか卒業生の近藤ヒデノリさんがアートイベントというのかな、なんと11日間にわたるそういうののキュレーションをするというので、こちらでもお知らせさせて頂きます。とりあえずの詳細はこちらhttp://www.centraleasttokyo.com/06/ で、以下さらに詳細。

CET06参加企画 近藤ヒデノリ(TOKYO SOURCE) × 新野圭二郎 共同キュレーション
「Vol.0 シーンの予感」〜フラットな世界以降の新しい美術の流れ〜

■開催日時:2006.11.23(木)〜12.3(日) ※会期中27日(月)休み
Opening party: 11.23(木):19:00〜 at White House  *森田浩彰パフォーマンス、新野圭二郎アクションなど多数
■入場料:500円 /11日間フリーパス:1000円
■参加作家(予定):参加作家:在本彌生、内沼晋太郎、奥村雄樹、鈴木ヒラク、 土屋貴哉、高田洋三、田中功起、n-mark、永戸鉄也、森田浩彰、森弘治、新野圭二郎、近藤ヒデノリ、他多数
■場所

展示:White House (ホワイトハウス) 12〜20時 中央区日本橋堀留町1-5-6  東京メトロ日比谷線小伝馬町駅徒歩5分、東京メトロ日比谷線人形町駅徒歩5分
http://www.centraleasttokyo.com

Bar & Event:Uchida Bldg Complex  中央区日本橋大伝馬町15 - 3 Uchida Bldg. Complex 3F〜5F  Tel & Fax : 03-3663-0518  都営新宿線馬喰横山駅A1出口徒歩2分、東京メトロ日比谷線小伝馬町駅1番出口徒歩3分
http://www.uchida-bldg.org

■参照URL:
http://www.uchida-bldg.org/archives/2006/11/tokyo_sourcevol0.php
http://sprkd.blog2.fc2.com/blog-entry-277.html
http://www.centraleasttokyo.com/06/

2003年より始動し、今年で4回目となるCET(セントラルイースト東京)。今年もさらなる変貌を遂げて11月23日より開催されます。その1イベントとして、美術家/CMプランナーの近藤ヒデノリとアーティストの新野圭二郎が、様々な表現者たちを巻き込みながら、今回を第0弾として、身体感覚×精神性×他者性(体感×反網膜的×他者性)をキーコンセプトとした、流動的に変わり続ける11日間の展覧会を開催します。
会期中は平面、立体作品の展示を始め、音楽イベント、ライブペインティング、トークイベント、アクション、12時間リレートーク、飛び入りパフォーマンス、またアーティスト×来場者のダイアローグなどなど、下記の企画の他にも会期中に変化し、拡 張を続ける動的な展覧会となる予定です。

 さてこの満腹感はどうでしょう。どんなことなのかはとりあえず会場(複数)に行ってみないとわからなそうですが、どうだろう、ひとまずこの11日間のフリーパスが1000円ってことからもわかる通り、一回ナカに入ったらそこではフリーーーな感じになっている、というのはまさに日本のアートっぽいなーという気がしました。こう、良くも悪くも(悪くはないか)開放感/解放感を希求せずにはいられないというか。それはたぶん、「アートはいまだ閉塞的に機能している、いや機能さえしていない」という刷り込みが否が応にもあるから・・・ということだとも想像するのだが、やっぱりどうしてもそうしたハードづくりみたいのを並行して作業していかなきゃならないっていうのは、日本のアーティストのデフォルトなんでしょうかね、って言ったらそんなことはないよね。だからたぶん僕がここで言いたいのは、ソフトの魅力を・・・なんて言辞は月並みですが、やっぱりですね、何だろう、そう、見ている先というか、マーケット?というか、狙っているマトっていうかな、そういうのは、どこなのかな、という気はちょっとする。勿論トーキョーでやるんだからトーキョー人に向けて良いしECDさんだってCDは友達に聴いてもらうために作ってるって、言ってたって、吉田アミさんが、言ってた、ような記憶があるんだけど(ぜんぶおぼろげ)、で、誰が言っていたにせよそれはそれで良いのだが、でも何か・・・それだと競争になっちゃうからなあ・・・知ってる人に見せるっていうのは。狭くなるっていうか。や、その方向性が悪いのではなくて、その方向性が先天的に持っている性質としてってことだが。アートはねえ・・・まあ、アートじゃなくても良いんだけど(このイベントも含めて)、あんまりキリキリしたら嘘だからね・・・多元的な方向性、と、痕跡をどう残せるかというのが見所なのかなあ、とか思いました。せっかくたまたま東京にいるのでどれかは見に行きたい!