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[大谷能生]

 出る直前まで、依頼を受けたテキストをぐむーーと練って作ってキリをつけて送信して、ふう、と思って一瞬本を読んだら、もう今すぐ家を出ても会場最寄りの駅に着くのが開演2分前、というぐらいめちゃくちゃギリギリになって飛び出て走りまくって本当にやっとオンタイムで到着してしまったイベント、青山ブック246の大谷さんレクチャー。今日のテーマはボリス・ヴィアンで、うわー想像力ついたおかげさまで。さすが。凄く面白かったです。体がっていうか腰が痛くて最初の20分ぐらい、ストレッチしながら聞いていたので、周りの人に迷惑だったかもしれない。怖がらせたかもっていう意味で。途中から話に夢中になって痛さを忘れられてよかった。ボリス・ヴィアンは僕にとって大層謎のユース・ヒーローだったので、その一端を窺い知れてよかったまったく。ここから先があるとすれば、それは自分で読んで自分で調べたらよかろうと思った。次回は阿佐田哲也で第4水曜。今日もいい感じで入っていたのでお客さん、予約しときましょう。おっと、大谷さんレクチャーといえば、9月19日(たしか)に、大阪で電子音楽本の出版記念レクチャーを、何と著者の川崎さんと大谷さんとでされるそうです。
 http://www.workroom.co.jp/workroom/schedule/jazz0609.html
 これについてはあらためて詳細エントリーします。にしてもこの本は凄い!
 話戻して246レクチャーが終わってから、観覧にいらっしゃっていたアイラー編集のjunneさん、美学校菊地さんに教わっているfさん、そっくりもぐらさんの奥様と歓談。というか、そっくりもぐらさんからの素晴らしい贈り物を賜る!たまわる!ありがとうございます!待ってます!(謎)
 帰り道、junneさんと少しお話しながら大江戸線。先日ループラインであったという、そしてそれこそそっくりもぐらさんからも状況を少し伺っていたそんなライブに関して、いろいろ聞く。打ち上げでの誰さんと誰さんの話は凄かった、とか、そういう素晴らしい内容・・・。
 話戻して帰る前、大谷さんとちょっとだけ、フランス革命書籍版の進行に関して打合せる。今日の大谷さんは福岡旅行の帰りで、羽田空港から246まで直行したまま全然休まずフライト気分でレクチャーをされたので(と言っていた)半ばふらふらしておられたが、この本番を終えてようやく一息、といった体(てい)。僕はといえば、大谷さんにかれこれの原稿を送る手はずに。こんなそんな、日記なんて、書いてる場合じゃ全然ない。