103

[その他]

 そんな明日から実家である。でも夏休みではない。むしろその帰省で無駄に忙しくしている。帰るには理由があって、地元の友人と約一年ぶりに会って飲むのだ!一年ぶりってならそれほど久しぶりでもないと思われそうだが、その前には10年近く会っていない。つまりこの10年における2度目の邂逅だってことだ。しかしその翌日にはここひと月ほど寝ずに待っていたさらに別の超楽しみな企画が昼から開催されるので、実家ではあんまり飲み過ぎない気構えだ。18時間ほどの間に、この二つのセッションが入っているのだ。何と言うか。
 ともあれ、忙しさというのは相対的な感覚で、もっと凄い忙しい人からみたら自分の(私に限らず)それなんてささやかなものだとも容易にわかろうが、今夜は夕方にあった重大セッションの後だったので(いずれ後述)、荷物も鉱石のように重かったし、もうさすがにダメだ、疲れたび、と思っていたら深夜に電話、その内容が素晴らしかったので、電話を切ったら肩のへんのこわばりがスッと落ちていて、元気になっていた。良い話は人をラクにする。病人には薬を、絶望しているものには可能性を、と、たしかキェルケゴールは言った。
 おっとと、これは日記にさすがに書いとかなきゃ。今日は風呂に入ってるようなグロテスクな気候だった東京。サウナっていうか。でもこういう時にかく汗は、体温調整用の汗でありカロリーは消費しないから、「汗かいた分!」とかいって食べ過ぎたり飲み過ぎたりしないように。でもあれだけ汗かいてカロリーを消費していない、体温を調整しただけだと言われても、それは汗の流し損ってこと?