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 昨日はフランス革命ラストでした。お越しくださった皆さま、ありがとうございました。昨日は・・・暑かったね!!
 堀江さんはリハの段階で大谷さんから、「で、ここで堀江先生にはこんな感じで・・・」とか「堀江先生は・・・」とか言われていたのだけど、しばらくして「大谷さん、”先生”はやめましょう」とソフトに仰って、それは学校の外ではあまり先生先生言われ慣れていないからみたいな話だったと思うけど、大谷さんはその後も「堀江セン・・・さんは、」と何度も先生と呼びそうになっていて本番でもそうだった。ちょっといい話である。
 菊地さんにしても、おそらく国立や東大で生徒から先生と言われる分にはその通りなので甘んじて受けるのだろうけどもそれ以外の場面で先生、先生、とたとえばそっくりもぐらさんの掲示板などで呼ばれたりすると、いや、先生はやめましょう。とやはり言う。ところで菊地さんと堀江さんは一コ違いで同世代である。
 革命の内容に関して言えば、詳細はどうか、本日から本格的に編集作業の始まったフランス革命書籍版と、あとはそれに並行して整理していきたいWeb版でのレポートを楽しみにして頂きたいのだが、とにかくお二人のセッションが素晴らしかった。大谷さんの自作音源に大谷さんの朗読を重ねたものと、堀江セン・・・さんの朗読に大谷さんのやはり別途自作音源+即興演奏というパフォーマンスを、前半と後半に分けてそれぞれ行ったのだが、個人的にはとくに後半行われた堀江さんの朗読と大谷さんのセッションがマジ素晴らしかった。堀江さんのソフトでご本人曰く「くぐもった」声にはひじょうにドライかつ深い趣きがあって、音楽としてもググッと引き込まれた。ちなみに堀江さんが読まれたテキストは10年近く前の原稿で、それが所収されている『回送電車』という本は今や版元にもない、手に入らない本だというのだけれど、僕が今回の予習用に借りた一群の中には含まれていたので図書館で探したら普通にあるかもしれない。件のテキストは「どこにもない青空」です。
 大谷さんが読んだのは『河岸忘日抄』の一部で、これは音源化の予定アリだそうなのでお楽しみに。
 ところで昨日のお客さんの入りは結構よくて、明らかに堀江さん系列だろうという初めて見る雰囲気の方々がいらっしゃったので、ブログ検索とかしたら新鮮な感想も出てくるかもしれなくてそれも楽しみ。
 ともあれ、今月もまだまだお忙しい大谷さん、ひとまずフランス革命ひと区切りということで、おつかれさまでした!