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 並行して行っている作業・・・合同ゼミのまとめ&進行の段取りと関連ブログの更新。フランス革命の諸作業。後藤繁雄ゼミの段取りと関連ブログの更新とミクシィ同コミュでのお知らせ。週末の段取り。それら関連すべてのメール。メール。メール。12キーからのドレミファソラシドをひたすら繰り返し。繰り返し。ドレミファソラシドドシラソファミレド・・・。来月初旬の友人CDリリーズパーティーの段取りとメール。メール。と人数把握。合同ゼミになってからの第1回ミニイベントの段取り。段取り。段取り。石川忠司さんのテキストを読む。読む。古い文藝でインタビューや企画テキストを結構やっている。伊藤たかみさんや笙野頼子さん。笙野さんのインタビュー(99年)を読んでいたらちょうどその足元に(僕の)、図書館のリサイクル図書でもらってきた文芸誌『新潮』(2003年3月号)が転がりながら笙野さんの「水晶内制度」を掲載していて、以前はもの凄い拒否反応だったのだが(僕が)、今はそうして作者ご本人への想像力がはたらいている状態なので、案外、というかかなり興味を持って読み進めることができる。わ、これ面白いじゃんか!わ、話題になったのだろうか当時は。すごい・・・この後に金毘羅が来たなんて。って! それにしても、考えてみたら石川さんの『現代小説のレッスン』には、この笙野さんも伊藤たかみさんも出てこなかったし、高橋源さんは登場したものの、川上弘美さんは出てこなかった・・・のに(というか)水村美苗さんは出てきたのだ。石川さんは、件本が出てすぐくらいに『群像』で保坂和志さんと対談しているけど、そこで

現代の小説について一冊の本を書いてみてキツかったのがまず枚数の縛り。三百枚が上限で、しかしあともう百五十枚ぐらいあれば、もっといろんな作品をあつかえたんですが・・・・・・。

 と仰っているのでそういうことなのだろう。またきっと、件本のあとがきにあるように、

一貫してリニアな展開を持たせること。

 という点からピックアップされた作家群であったということもあり得る。
 諸作業中にいろいろ思うことあり、前々エントリーの「椎名林檎」、前エントリーの「ブログ」につづいて、「気づき」シリーズ第三弾にして最終話を書こうかと思ったが、今回一瞬考えたこの内容はもしかすると、今やっているどれかの作業に深く結びつくものとなるかもしれないので、もうちょっと泳がせて育ててからリリーズしよう。あるいはそんなこと言っちゃってるあいだにみごとに水腐れの刑に服されることにもなっていまうかもしれないのだが、それでいい。(よくない。)よくないが。でも僕はきっと、壮大な失敗―大いなる不完全さ―を求めているのだ。から。とはいえあれか、文学の言うことは聞かないほうがいいんだよな。聞くんだったら、音楽の歌詞のほうがずっと信用できるんだ。って気が、10年以上前からしてるんですよ。