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1003日記

1) 昨日の夕方は相当疲れて落ちてもいたのだけれど、
(ペン大で使っているホワイトボードのイレイザーは僕が新宿「世界堂」で買ったものですが、そうして現在使用しているパイロットのイレイザーとどっちにしようかと迷ったのが、どこかの会社が出している『激落ち君』というネーミングの商品で、ネタになるということもあって余程それを買って行きたかったのだけど、デザインが今ひとつと思って結局パイロットのを買ってしまいました)
 今日はすっかり持ち直す。
 ペン大に行く前の予習の模様はペン大ブログ(http://pingouin.g.hatena.ne.jp/note103/20051003)で書いたとおり、結構みっちりやりました。友人に録音してもらった授業テープをガッチリ聴いて、報告レポートをモニターに上げて、授業さながらノートを採って、終わってグッタリするぐらい。それでその2時間後には授業を受けてるので、今日は事実上ふたコマ受講したようなペン大デー。ああ充実したぜ!ホンマタカシの「How to jujitu?」って映像作品があったような気がするけど(サブカルだろうか)、ペン大に行ったらjujituなんて一発だよと独りごちたい。

2) 上記ペン大ブログにも書いたけど、今朝なにげなく分厚いアイディア・ノートの一年ぐらい前に何か書いたページを開けたら(なにげなくっていうか、面白い夢を見てしまってそれがあんまりにも現実に役立ちそうな素晴らしいエピソードだったので、あーメモんなきゃ、と思ってノート開けたのだけど、その時にたまたま昔のページが開いてしまった)、上記ブログの記述よりさらに精確に書くと、

ペン大追体験会を開く〜授業料を無駄にしない為に〜

 と書いてあった。「授業料を云々」というのは、サブタイトル風。
 ・・・言ったことはやる男ですよ、だから俺に仕事を下さい、俺に、下さい、と言ったのはフジロックでのブルーハーブだったっけ。つまりそれ、本当に今週金曜にやりますからね。ペン大生でご興味のある方は、プロフィールのもぐら屋さん宛てのメールか、この日記のコメント欄にご希望下さいよ。募集締め切りは水曜正午で、定員になり次第受付終了ナリ。

3) リトル・クリーチャーズの3rd、ヴァン・モリソンフェアグラウンド・アトラクションのアウトテイク集といった具合に、非アメリカン・ミュージシャンによるアメリカン(というかカントリー)な音楽を聴くうちに自然に流れてなんと今ではボブ・ディランの『フリー・ホイーリン』を聴いてます。ついに来たか!えっと、僕はこの中の「ノース・カントリー・ガール」が大好きで、それはシャーラタンズの「ノース・カントリー・ボーイ」という曲についてタナソウが(『スヌーザー』の創刊2号でタナソウが)”ボブ・ディランにちなんだの?”と訊いたのを読んで初めて知った楽曲なのだけど(正解は「知らなかったよ」byティム)、僕の好きなシャーラタンズ『テリング・ストーリーズ』収録の「ノース・カントリー・ボーイ」以上に好きになってしまったのがこの「ノース・カントリー・ガール」=「北国の少女」だった。
 もう一つ、このアルバムで超好きなのが「はげしい雨が降る」で、これは今や教育テレビで100語の英会話TVの顔ともなったジョージ・ウィリアムスさんが、インターFMでやっていた番組で流しながら自分(ジョージ)も思いっきり唄っているのをラジオで聴いて、図らずもかなりグッときてしまったということがあって、聴くたびにそのグッとした感じが甦っていい湯加減です。聞かれてないけどさらに言えば、「Don't Think Twice, It's All Right」も大好き。素晴らしいタイトルだし何度だって言って欲しいねディランに。でもはっきり言って、「くよくよするなよ」っていう和訳はなんか大事な部分を取り零しているような気がするな。それは当事者以外の人間が、感情移入をしない人間が言う言葉のようだよ。「くよくよするなよ」とは言われたくないけど、「Don't Think Twice, It's All Right」とは言われたい、その厳然たる違いがあるような*1

4) 驚いたことに、NHKの朝ドラ『ファイト!』は、歴代ワースト2の視聴率だったとか。・・・・・・マジで!?んー、超面白かったんですけど!というか、もうTVの視聴者ってどんどん裾野が狭まっているんじゃないかな、単純に。だとすれば以前とは条件が違うんだから、ワースト云々とかは付けられないんじゃないかな。『ファイト!』はメタ構造っぽいリリースの仕方が随所にあって内容にも深みがあって、よかったですよ。


*1:単に「It's All Right」の有るナシのような