- 絵をみにいく
1. 明日はペン大
なので、復習せな！
モード1-2です。がんばれ俺！とにかく！
2. 話かわって
今日は、僕のうちをアトリエとして間借りして絵を描いている、画家の加藤泉さんの個展に行ってきました。
加藤さんというのは・・・そうだな。人が知ってそうなところから行くと、よしもとばななの著作「アルゼンチンババア」で絵を描いてる奈良美智さんや、その奈良さんも参加してるヴィジュアル誌『FOIL』に登場したりしている写真家の川内倫子さんなんかと、微妙にリンクしている、知る人ぞ知るって感じの画家さんです。
最近だと、水戸芸術館で開催された「孤独な惑星」っていう企画展に、↑の川内倫子さんやカイカイキキの青島千穂さんや、あとチャップマン兄弟とかトニー・アウスラーとかそういう美術家さんたちと一緒に参加してました。
で、その加藤さんが個展やるよって案内をくれたので、今日行ってきたのでした。
会場はムサビ（武蔵野美術大学）が運営してる画廊で、なんと（というか）”南天子画廊”という日本でも屈指のギャラリー、の、上の階にあるのですが、はっきり言ってこの画廊・・・愛がない。
加藤さんの絵はある意味いつも通りというか、いつものように進んだり保ったりして何の問題もない（いい意味で）のですが、これ会場は・・・ちょっと、どうなのか。
くるしい。何というか、これじゃ薦められないよ！っていうか薦めちゃったよ！この前、東大で。ごめんねーって、いや、作家も作品も大袈裟ではなく新進気鋭ですからね、ほんとに。
菊地成孔さんが今度テキストを寄せるとかいう『ART iT』（画像は加藤さんが載ってるやつで、文字リンクは最新号です）にも出たりしてますしね！
でも、この展示はちょっと・・・（泣）。加藤さんはいつも展示も全部自分でディレクトするので、そのレイアウトも何気に評判が良かったりするし、それは今回も同じだったはずなんだけどな・・・。
具体的には、なぜか奥のスタッフルームみたいのとかにも作品が展示してあって、でもそれはもちろん展示用の部屋じゃないから油絵が蛍光灯でテカっちゃって、（それも案内の表紙に使われた絵が！！）もう何と言うか・・・唖然。ていうかその絵の手前にはミーティングで使うような机とイスが置いたまんまで、元々スタッフルームだったのはわかるんだけど、なんで放置してあるの？ というかもう、なんだこれ。
どうしてこれでいいんだよー。画廊の人も何か・・・まあいいか、それは（よくないけど）。でもいずれにせよ、意図がよくわからない。多分持ち込まれた企画とかで、加藤さんにとっては少なくとも経済的なリスクとかはなかったのかもだけど、後々には・・・なんて。今度聞いてみよう！
でもホント、よしもとばななじゃないけど、愛がないのはすぐわかるんだぞ！ばれてんだぞ！！って感じです。
3. しまった
書きながら怒ってしまった。
読み苦しかったらすいません。気を取り直して、ひとつだけお薦めして終わります。
今日は柴崎友香さんの『ショートカット』です。
この作家さんに関しては、何と言っても小説家の保坂和志さんが絶賛（まさに絶賛。今年の一番の収穫は彼女の作品に出逢ったことだ、とか言ってらっしゃってた）していたのを見て興味を持ったのですが、その後もなぜか（でもないけど）ノー・チェックだったのを、最近借りてあらためて読んでいたのでした。
これは・・・面白いですよ。”女の子”の書く小説なんて。という偏見の色濃く残る僕ですけど、そんなの吹っ飛びそうなくらい面白かったです。（いや、少なくともこの人に対しては吹っ飛びました。こんなに風景描写が多いのに、基本的に読みやすいってのはすごいっす）
買うか？となると微妙ですが、でも好きです。
4. ジャネット・ジャクソンの
アルバム『The Velvet Rope』に入ってる『Special』（なんか古い感じだけど関係なしに名曲）を聴きながら寝ます。
それでは。
| note103 | 日記 | 02:36 |
