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原稿の内容をチェックできるのは、それを専門的に、より深く知っている人でなければならないわけだから、それは凄い人であり、僕はその人に助けられている。あまりにもそういった人を呼ぶのに適切な名称がない。僕はマスターと呼びたいが、それでは店主になってもしまう。店主ではなくて、親方に近い。しかし親方、って呼んだら現場になってしまう。あるいはコントか。その凄い人たちの凄い仕事を数値化して、換算して、売り上げの割合に比例させて報酬を支払ったらいいんじゃないかって思うけどどうなのかはわからない。ただいえるのは、もの凄い感謝してるっていうことだ。僕だって、僕の歴史についてまとめられた本を校正しろって言われたら、唯一の専門家としてそれをできるかもしれないが他の分野ではまだ何もできない。