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nemui...
今日は昼、すごい快適な曇り日和で快適すぎて倒れるかと思った。それで恵比寿のG/Pギャラリーでおこなわれているデザイナーの中島英樹さんの個展に行ってきた。作品をたのしんだし、ギャラリーの方に制作工程や作品配置等についても伺ったりできてそれもよかった。
ギャラリーはナディフの2階にあるのだが、ナディフは移転前も含めて一回も行ったことがなかったのでなんか新鮮だった。なぜか(というか)菊地さんや大谷さんの本がけっこう置いてあってビビった。アイラーもM/Dもあった。

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ここ2、3回、外出のたびに携帯のGoogle map片手に目的地へ着けるかどうかゲーム第1回、第2回、第3回などを独りで開催しているが、まともに辿り着けたためしがない。念のためその付近の地図をプリントアウトして行ったりもするのだが、それで余計混乱している。下にも書いたが、本格的に何らかの機能が剥落しているのではないかとmjdおもう。俺の機能。
そういうゲームができるのは、基本的に知らない場所に行ける機会があるからだ。行ける、というか勝手に行ってるわけだが。しかしその道中、また新たないろいろなことを考えた。それはこれまでに下地ができつつあったから生まれたお話でもある。このあいだ、その一端をたまたま知人に話してみたりもした。その、今日考えたことにふと気がついて、つまりその話を思いついて、僕は元気が出た。自分で考えたフィクションみたいなものだが、その論理のようなひとつの考え方によって、そうなった。もらった物語では、先が伸びないことが多い。その人が言ったから、そうだ、というのでも、みんながそうだから、というのでも、ちょっと弱い。いまの私の実感を裏づけるなにかでなければ足りないし、そのためには自分に聞いてみるよりない気がする。今日のその論理については、いずれお知らせするだろう。じつはすでに書いているが、ここに知らせる段ではない。僕のような誰かに役立ったらいい。いろんなことを考えている。

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しかし作業はまったく追いつかない。恵比寿に行っているのだから当然だ。しかして、しこうして、而して、そろそろblogを休みがちにしなくてはならないような気もしている。もう遅いかもしれない。遅すぎること、は、あるだろう。それになってるかもしれない。知らせるべきことは、今後もとめどなくありはするのだが。まあ、ぜったいアナウンスしなきゃ、のこともあるので、そういうのはするけど。
帰り道、新宿ジュンク堂によって、保坂和志フェアをまた見てきた。2度目。昨日につづいて。昨日はペン大の前に寄って、数分しか見れなかったので今日また行ったのだった。そして珍しく何冊も買った。重かった。また重さについて実感した。体がボロボロだ。どうしてこんな毎日動いて疲れているのに、免疫というか、いわゆる体力がつかないのだろうか。そういうものではないのだろうか。だって毎日やってるのに。運動なら秒単位でやってるとしか思えないが、その成果はどこにも見えない。
フェアは凄い。ここにしかない本、はどうやらみるみるなくなっていくぞ。僕は昨日、フェアの出品リストを持ち帰って、今日はお店に行く前に「これ、買おう」と印をつけていったけど、実物を見ると全然イメージの違うものやそもそも高くてムリやわというのもあったりして、だいぶ予定と違う物を買った。予定通りのものもあった。とにかく、棚の前に立つと、リストの1.6倍ぐらいは本の種類があるように感じられた。リスト自体が4、5枚にわたる膨大なものなのに。
買わなくても、へえ、こんな本があるのか、と手に取ってみたり、あるいはまったく意味のわからない、聞いたこともなかったような作家の本をいきなりわけもなく買ってみたり(それも高いやつとか。まあ高いといっても、上限は知れてる)、あるいはフェアリストのA4大4、5枚綴りのやつをもらっていくだけ、とかでも十分経験する価値のあることでは、と思う。今ふと気づいたが、仏革フェアでは、フェア・リストはA4大の3枚綴りだった。まあいいが。