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銀座へ。雨ふらなくて良かった。ちょっと蒸した。一日中変な光でした。大きすぎのプレッシャーと遅れる作業の前にもうなんか疲れ過ぎてレコード屋にも寄れない。腰が重い。本屋にも寄れない。いつも眠い。いろいろ考える。大抵のことが2、3個の論理にコード(串刺し)されて説明できるが、そのできるってことがまた間違ってる証拠になっている。わかった気になることは多いが正解ではない。それは動いている。いま最適なものは時間が経てばズレるだろう。動いているものに最適化するならこちらも動くよりほかない。正解はだからいつも伸ばした手の少しずつ先にある(あるいは手前に)。それをいつかいいたい。でも疲れてその気になれない。出力は本当に大変だ。並みの私には無理です。前提にはできない。できたら褒めるところだろう。眺めている。傾いているものを元に戻しているうちに陽が暮れる。横になる。それだけでは説明のできないところに我々はいる。いろいろなものが目の前に浮かびまた考えている。それをいいたい。でも大変すぎる。その絵が見える。それは聴こえない音だ。