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しかしnhkの右上にうっすら「アナログ」の文字が出たのには驚いたな。これって歴史的事件ではあるまいか。一瞬、本当にいやーな気持になったんだけど、でもそれって、TVというのが自分の側にあるものと思っていたからなんだろうな。いや、実際これまではそうだったというか、その認識でも良かったはずなのだが、このことを通して、というかこれ以降、やっぱりそうじゃない、やっぱり作り手のものだったのだTV、ということをしばらくは意識させられざるを得ないというか、そういう面がどうしてもフィーチャー焦点化されてしまう時期を過ごしていくんだろう、というようなことを思った。
そもそも、TVという機械を作っているのは僕ではないし、番組を作っているのもまた然りだ。ある種の水や電気がそうであるように、享受できて当たり前、という認識の方がどうかしているかもしれない。
誰が悪いのか、自分じゃない、というような時にムカ、とするんだが、しかもかなり叩きたくなるこんな暑い日には、よく考えてみればそんな問題なことでもない。自分の遊びは自分で作る感じがいいんだろうか。