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仏革ブログの方ではすでにご紹介しましたが、ジュンク堂新宿店・阪根さんの個人ブログにて、仏革選書イベント「『今、ここでフランス革命』フェア」についてお知らせ頂いています。
http://d.hatena.ne.jp/m-sakane/20080404/p1
こちらの棚は今後さらに展開&整備されていく予定で、この後また大谷さんとワタシ手書きのポップなども置かせてもらう予定ですが(そしてそれは渋谷ブックファーストさんにも置かせて頂く予定ですが!)現状でもその棚は充実してきているようで、上記エントリーに御礼もかねてコメントしましたら、

先日、大谷さんにも棚を観ていただきました。本をとり合えず並べただけでまだ完成してなかったのですが、喜んでもらえました。「すでに反響があって熱心に棚を見入るお客さんがいるんですよ。男の人ばっかりですけど」と報告したら、大谷さんズッコケて苦笑いしてました(笑)。

とのことでした。
もちろん、こちらでは、気に入った本があればそのまま購入して頂けますし、本当にこれは謙遜でも卑下でもなくて、仮に仏革本がご興味に沿わなくても、そこに並んでいる本は名著ばかりですから、そのうちのどれかは気に入られるかもしれません。また、そこにあるような仕方/脈絡でそれらの本が現物として取り寄せられ隣同士で並んでるようなことってなかなかないと思いますから、そういう意味でも面白い機会じゃないかなと思います。まったくこのような機会を実現してくださっている、ジュンク堂新宿店さんには心から感謝しています。ありがとうございます。
あとどんな本が並んでいるのか、というリスト的なお知らせはまた追々。

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さて、と同時に、最近僕はよくこちらのジュンク堂さんのことを書かせて頂いていて、それはひとえに阪根さんをはじめとした同店々員さんたちにありったけの感謝があって、ということでもあるのですが、でも言うまでもなく、いや言う必要はあって言うんだけど、僕は仏革本を取り扱ってくださってるあまねき書店さん/店員さんに感謝致しております。
今回の本に書かれた内容は、僕が書いたテキストにおいてすら、自分が人類で初めてオリジナルに考えたことだ、とか言えるものではなくて、何というかバケツリレーの途中に入った一人、みたいにして、大事なものを受け渡していく流れのうちの一人として書きました。ので、まあ文責というのは僕にありますけども、その内容が誰かにとって良かったのだとして、あるいは何かしら役に立つようなことがあったとして、僕はその手伝いの一つとしてやったということなので、その意味でも僕は書店員さんと似たことをしていると言えて、だからやっぱりそうした方々に感謝しています。
外へ出るたびに書店をのぞいて、さほど多い機会ではないですが、本書を見つけたときにはタイミングを見計らって声をかけさせてもらったりしていますが、今後ますますそういうことが少なくとも自分にとっては必要なことかと思っているので、いきなり声とかかけられた書店員さんはその際はどうぞよろしお願い致します。