103

仏革原稿、昨日の夕方に本格的に印刷所に渡りまして、本格的に手を離れました。
おつかれ!!おつかれ!!
作業がですね、ちょっとずつ終わって、少しずつ安心というか何というか変わっていくわけですが、とりあえず3段階、僕の中ではあったんですよ。その変わり方の変遷みたいなものとして。第一段階は、仮入稿というか、一応僕のやることは終わりなんだけど、まだ修正がきく、というやつで、それは先日の13日でした。で、第二段階は完全に印刷所にデータが渡り、もう何があっても直せませんよ!という状態で、それは今日でした。で、最終段階というかとりあえずまあ、終わりかな、と言えるかな、というのはもちろん、本になって実物が書店に並んだときですよ(3月6日)。いや、厳密には、見本刷りが手に渡ったときかもしれないけど、それって刊行のけっこう近い前だったりするようなのでほとんどやっぱり刊行日に、本屋さんで見たときにそういう風に思えるのかな、という想像をしていまして、でもそれって来月、まだ20日とかあってそのとき僕の体なんて細胞が入れかわりまくってすでに別人だと思うので、それはナシにして考えると今日ってある種の区切りでした。
以前、有線大賞みたいなのを氷室京介が『アルジャーノンに花束を』かなにかで受賞して、受賞の言葉で「この賞をもらえたのはひとえに俺のおかげです」みたいな事をステージで言っていてそれはカッコイイ!とテレビの前で思ったりしていたと、そういう話を前にも書いている気はしますが、若干それに近い、皆さんのおかげなんですが、それはそれとしてというか。これから宣伝にも走りますよ。チラシが膨大に刷られていますので、イベントとかする人は受けとめろ!って感じで配布してください。