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 昨日は夜、京橋の映画美学校の一室をお借りして合同ゼミだったのですがそのお話はあとに回して、それに行く前に渋谷に寄って、パルコのそばの東京ワンダーサイト渋谷ってところに行ったんですけど、なんでかっていうと以前にもお知らせした加藤泉さんの作品も含めた企画展があったからで、結論から言ったらすんごい良かった!!んですよ。で、で、これがね、えーと、明日!まで!なんで、興味ある人はちょっと急ぎなさい。→http://www.tokyo-ws.org/shibuya.html
 以前、この展示に関してこちらでお知らせしたエントリーはこれで↓
 http://d.hatena.ne.jp/note103/20060911
 昨日かな、ART遊覧さんで紹介されていた記事はこちら。↓
 http://www.art-yuran.jp/2006/09/post_b783.html
 遊覧の白坂さんは「もうちょっと普通に見たい気も(笑)」といったことを書かれていてまったくそんな展示法なんだけど、僕はもう、あの暗い二部屋は本当に超好きでした。最初に明るい2フロアをふらふら見ていたときは、「なんだ、全然各作品の雰囲気がわからん。お店か、ここは」と思ったりしたのだけど、その後にあっちに入ったら、暗いし明滅しているのに逆に開放性を非常に感じたというか。BGMの音楽も良かったなー、何だったんだろう、あれ。知人の加藤さんと小出さん、どちらも結構フィーチャーされていてそれも含めて面白かったですが、とりあえず全然期待していなかったから、というのは、上にも書いたように、たぶんカタログをめくるような面白さ、を味わうものだろうと思って行ったからなのだけど、暗い部屋では一挙に多作品が目に入り得ない仕掛けになっていて、各作品に集中できてしまって、「ああ、いい」とひらかな二字で言えるぐらいシンプルな良い感想を持てました。
 ともあれ、あれですよ、この展示は明日の10月1日で終わりですからね。こんな一気にクレメンテとかも含めて間近でカジュアルに見られるというのもない気がするので、タダだし、行ける人はぜひ。