103

【その他】【大谷能生】

 明日(であり今日)23日の水曜日は、青山ブック246で大谷さんのレクチャーシリーズ第2回っすよ!
 http://www.book246.com/
 今回のテーマはボリス・ヴィアン。がー、相変わらずのすごい生かした選択だぜー。そういえば昨日の後藤繁雄ゼミでも、ブラジルの音楽家で小説も書くっていうシコ・ブアルキさんの話が出て、それって「持ってゆく歌、置いてゆく詞」じゃないですか!って言おうとしてやめた、というのは勿論嘘で、言おうともしなかったが強烈に思った。それって、「持ってゆく歌、置いてゆく詞」じゃないですか!!シコ!ブアルキ!ブタペスト!!(っていう名前の小説を紹介してたんです後藤さんが。)
 ボリス・ヴィアンといえば、その予習としてユリイカのヴィアン特集を読んだって話は前に書きましたが、そこで語り下ろしをしている中原さんと同姓同名の中原さんがそっくりもぐらさんの掲示板に書き込んでいるのは、ご本人でらっしゃいますか!?僕ちょうど、新潮で中原さんが対談採録されている相手の古井由吉さんの「仮往生伝試文」を今日借りてきたんです。最初だけ読みました。声に出して。読めない漢字が・・・お、多い。古井さんといえば、フランス革命堀江敏幸さんが登場された時に私が古井さんを例に挙げつつ質問させてもらったら、「私は古井さんの事は本当に云々で・・・」と思い入れのあることを仰っていたことを思い出しつつ、そういえばその堀江さんのお話も収録されていて、前エントリーで書いた仲俣暁生さんの「ことばの仕事」が、もうなんとすでに図書館にあっておののいた。