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 とにかく役に立つ薬理のようなお話で、物語として読んで日常にフィードバックさせるのが有効かと思いました。
内田樹の研究室 『身の程を知れ 2006年01月28日』http://blog.tatsuru.com/archives/001523.php

今、日本人たちは「権力、財貨、情報、文化資本の占有を求めることがすべての人にとっての生きる目標である」と信じている。
それが日本的グローバリゼーションの帰結である。
それは繰り返し用いる比喩を使っていえば、連休にディズニーランドに行って、「なんでこんなに人が多いんだ」と怒っている人間のあり方によく似ている。
彼は他人と同じ行動をすることによってしか快楽を得ることができないのであるが、「他人と同じ行動をする」という当の事実が、そのつど彼が快楽を得ることを妨げるのである。

 これは絶対メモっておかなきゃね!