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0904日記

1) けっこう近くの駅に首相が来るというので、電車に乗って見に行く。行きがてら、これまで首相を間近で見る機会なんて一度もなかったことに初めて気が付く。
 駅に着くと改札を出た途端に、見るからにこれがSPと言われるのであろうイヤホンをつけた人たちばかりが目に付く。かえって怪しいとも言えるし、それだけで牽制になるものなのかもしれないとも思う。
 予定時間を20分ほど過ぎたあたりで登場するまでの、異様なほどの街全体に漂う昂揚を何に喩えたら一番近いかというと、フェスだ。どう考えてもフジロック。たまたま隣に入ってきたおばさんが「もう来たの?終わった?行っちゃった?」と言うの対して普通に「まだみたいですよ。今喋ってるのは今回の候補者で、もうすぐじゃないですか」と応えたりするそのフランクさ。みんな仲間になっている。野外フリーコンサート、などと言えば牧歌的だが、ヒリヒリしたそのリアルさは、フェスとしか言いようがない。
 黄色いクール・ビズで登場した彼の枯れた声を聞いて退散。雨が強く降り出す。

2) 帰りに最寄駅前の八百屋で桃とカイワレとかぼすを買って帰る。桃はもうすぐ終わるから。
 かぼすで秋刀魚を食べるつもりだったが、肉が安かったので肉にする。焼いたそれにバターをのせて、かぼすを絞って食べたらすごく美味しかった。外はどしゃ降りでTVはつまらなかった。時間の進むのが遅い。

3) そっくりもぐらさんの掲示板を見たら、フランクにマニアックな質問が書き込まれていて、ちょうど昨日から読み返していたので手元にあった問題の本の問題の箇所を読んでみるも、実際そこまで読んでいなかったので前後の文脈もわからないまま印象レスを書くかひとまずスルーするか迷うが、あ、そういえばミクシィに打ってつけのコミュニティがあったよな、と思って紹介することにする。でもリンクを張ってしまうとメンバーさんに悪いので、僕に連絡してもらうように書いてみる。どうなるかな。

4) そのエントリーを書いてる間に実は菊地さんからの書き込みが挟まっていて、そこには個人的にかなり興味深いことがあったので明日のペン大で聞いてみるかもしれないし、聞かないかもしれない。授業自体が濃くて、それどころじゃないかもしれないのだ。

5) ということで明日はペン大。雨はその頃どうなっているか。