でました。
Amazonのリンクも貼っておきます。
commmons: schola vol.17 Ryuichi Sakamoto Selections: Romantic Music(2枚組)
- アーティスト: V.A.
- 出版社/メーカー: commmons
- 発売日: 2018/03/21
- メディア: CD
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前回の第16巻がおととし、2016年の年末でしたから、ついに(というか)1年以上の間が空いてしまいました。
そして気がつくと・・ってこれは本当に昨年末ぐらいにようやく気づきましたが、今年でscholaは10年目ですね。
第1巻は2008年の9月に発売されたと思いますが、本格的な制作は同年2月ぐらいからぼちぼち始まった気がするので(全部おぼろげな記憶だけで言ってますが)、制作開始から考えたらすでに10年を越えています。
関係各位はもとより、本シリーズにお付き合いくださっている読者・リスナーの方に心からの感謝とリスペクトを捧げます。
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その10年目を記念する(わけでもないですが)今回の17巻では、ついに(というか)「ロマン派」を取り上げています。
ああ、ロマン派ね。・・ってなんだっけ? 😅
という感じですが(私だけですか)、そんな私でも選曲された曲を聴きながら感嘆したり、座談会での岡田さんの話に爆笑しながら編集したりするうちに、ロマン派なるほど、いいじゃん! と思うようになりました。
なにしろ今回は、ショパンとかシューベルトとかブラームスとか、あとはワーグナーとかマーラーとか、とにかくクラシック界のビッグネームが満載です。
満載すぎて、シリーズ初の2枚組!!
まあ、毎回とにかく1枚のCDに入れるための選曲がめっちゃ大変で、その大変さ対策で2枚になったようなものでしたが、それでも全然余裕はなかったですね・・。
とはいえ、2枚組になったおかげで長尺曲の収録も実現できました。
マーラー、リヒャルト・シュトラウス、チャイコフスキー、ワーグナーなどなど。
もし今回もCD1枚だったら、その辺りの曲については話だけ&推薦盤として紹介、などとして、CD自体には同様のエッセンスをもった短めの曲が入っていたかもしれないですね。
(というかそれしか方法がなさそう)
(それはそれで興味深い内容だったかもしれないですが)
しかしつくづく感心しますが、この時代の人たちは曲が長いですね〜・・。
リスナー的には、今どき1曲10分超の作品なんてそうそう聴けないですから(Godspeed You! Black Emperorぐらいか)、これらの曲に完全に付き合うだけでも新たな世界が見えてきそうです。
ということで(いきなりまとめ)、坂本さんが「ロマン派音楽」を選んで語る。というこの稀な機会にあって、とりあえず個人的には「もうこれ以上できません・・」と言えるぐらいまでは頑張りました。
ぜひお楽しみください。
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手元にある見本ですが、今回は2枚組ということもあってむっちゃ分厚い。
前回の16巻の上に乗せてみました。
かつてないガッシリ感です。