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commmons:schola vol.2 Jazz リリースされます(2009/3/25/Wed)

油のプール(それもぬるい)につかっているような毎日。出られへん。助けー
どんどんちがう人になっていく。それもまたよし。いいじゃん、と言われすらするかも。
全然アナウンスできておりませんでしたが、世界の塗り変わる日、こと3/25日の水曜日は坂本龍一さんの総合監修による『commmons:schola』(コモンズ・スコラ)という音楽全集の第2巻がリリースされる日です。
こちらはCDと本が一体になって8900円ぐらいです(あいまい)。
テーマはジャズ。です。前回の第1巻は、ちなみにバッハです。バッハは坂本さんの超原点のひとつです。(他にもいくつか原点はあるわけですが、それは今後の巻で出てまいります)
ジャズは坂本さんの原点というより気になる他人、みたいな感じでしょうか。すみません、いま初めて考えました。想像です!
このschola第2巻の中で、坂本さんはジャズ・ピアニスト(にして菊地成孔さんの師匠でもある)山下洋輔さんと、それから批評家にして音楽家の(ってここで書くのは何だかしらじらしいですけど)大谷能生さんと鼎談されていて、そこでたくさんジャズのことを話しておられます。(CDに収録されている曲の解説を軸に、ジャズ全般および坂本さんと山下さんの音楽体験、を通した物の見方、そして大谷さんによる大胆精緻なナビゲーション、を交えつつ、というような・・・この辺もいま考えながら記しています。雰囲気で捉えてください)
あとは、CD収録曲に特化した解説テキストを大谷さんが執筆されていて、あとは、独特編集者の後藤繁雄さん(は、同時に本企画の編集のチーフというかボスですが)によるジャズに関わる断片集でしょう、あとは・・・ああ、まあ全部書くことはないか、というか楽しみを奪ってしまうか(そんなことはないと思うけど目次は他でも既出だし、でも奪われてしまう、と感じられる方がおられても全く自然なので)と思うのでここまでにとりあえずしておきつつ、
つまりそういうスコラ・ジャズというものが今週の水曜にいよいよ発刊です!!!
主に大きめのCD屋さんか、あとネットだとAmazonとか、あとはもちろんcommmonsの流通サイトであるコモンズマートとか、その辺りなら手に入りやすいかなと考えます。ちなみにコモンズマートのサイトは以下。
http://www.commmonsmart.com/
あと、ある種のジュンク堂さんなどでも入る可能性はあるかも(確定してないのでボカしているようないないような)。はっきりしたらここでまた書きます。個人的には、書店さんでも扱って頂けると、お客さん的にはいい感じ、というか本作の内容がけっこう書店に置いて頂くと光る感じなんじゃないかって思っているのですがそうなっていくといいなー、とか隅の方で訴えつづけていきたいと思っていますが。
ともあれ、あーこれ本当に。。奇跡のような事態とそれを支える多くの方の努力がこもって仕上がったモノなのでそれだけでも憶えているうちに記しておきます。ほんとに出来てよかった・・。これを買われるお客さん、おめでとうございます。よかったです。嬉しいです、私も。ジャズ・・・ジャズってなんでしょうね。。まあ言葉ですけどそこまでは。その言葉、ないし概念というかイメージ?というか、そういうものにぶつかった時に、目の前に星が舞ってキラキラするわけですが(目眩的な意味で)、そのキラキラのあらわれ方とか色合いとか匂い方とかが、本作に触れる前と後とで変化するっていう可能性が、それはあるいは非常に地味なかたちでかもしれないながら、あるかもしれないな、、と想像したりしています。
なんとか発売前にエントリーできた。よかった。お楽しみに。

コモンズ:スコラ ヴォリューム2 ヨウスケ・ヤマシタ セレクションズ・ジャズ

コモンズ:スコラ ヴォリューム2 ヨウスケ・ヤマシタ セレクションズ・ジャズ