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OUTONEDISC PRESENTS「FUCK AND THE TOWN」にはぜったい行くべき(行けるなら)

ラジオ、無事に放送終わってホッとしています。もの凄い緊張したっ!!! のですが、その興奮さめやらぬまま、年明け早々の大舞台を我々は見ることができます。
1/11(日曜であり次の日も休日)、スタディストの岸野雄一さんによるコンサートが渋谷でおこなわれます。相対性理論が出ます。
相対性理論といえば、映画監督の冨永昌敬さんのblogを見ていたら、新曲『地獄先生』のヴィデオ・クリップがYouTubeに上がっているところにリンクを張られていたので、ここでもご紹介します。
さすがな映像と音楽。んー。もちろんPV監督は冨永さんです。すげーwwwと思われた方はこの機会に直接聴かれてはいかがでしょうか。
では、詳細です。

●OUTONEDISC PRESENTS「FUCK AND THE TOWN」
2009年1月11日(日)(次の日も休日!!)18:30 OPEN/START
at 渋谷 Shibuya O-WEST
東京都渋谷区円山町2-3 Shibuya O-WESTビル 2F
TEL:03-5784-7088
http://www.shibuya-o.com/

料金 : オープンプライス
※観終わった後に、お客様自身に料金を決めて頂く投げ銭制です。
入場時にドリンク代500円を頂きます。
当日16時より受付にて、本イベントのフライヤーを見せて頂いた方に入場整理券を配布します(ご来場者多数の場合、整理券をお持ちでない方はご入場できない場合があります)。

○出演 :
・WATTS TOWERS
 岸野雄一/宮崎貴士/岡村みどり/近藤研二/栗原正己/イトケン/ジョン/ヘルモソ
相対性理論
・ウリチパン郡
DJ :
吉田アミ
・SINGING dj 寿子(七尾旅人

○出演者紹介
●WATTS TOWERS
ある時はヒゲの未亡人、またある時はスタディスト、銀河の旅芸人こと岸野雄一(Vo)がお届けするお茶の間・スペース・ロックの決定版、それがワッツタワーズです。まるでミュージカル映画のように即興的に紡ぎ出される言葉が、いつしか有機的な楽曲に変貌し、未知の世界に誘ってくれる不思議なステージは必見です。
バックをつとめるメンバーは、ソロ・アルバムがジム・オルークからも激賞された宮崎貴士(G)、数々のCM音楽やサントラを手がける岡村みどり(Key)、栗コーダー・カルテットのメンバーでもある近藤研二(G)と栗原正己 (B)、マルチな活動で知られるイトケン(Dr)といったツワモノ揃い。またジョン(犬)、ヘルモソ(兎)といったサブ・メンバーの動物たちがステージに彩りを添えてくれます。


相対性理論http://mirairecords.com/stsr/
2006年9月、タイ軍事クーデターと同時期に結成される。メンバーは、やくしまるえつこ(Vo)、真部脩一(B)、永井聖一(G)、西浦謙助(Dr)の4人。脳天直下型の複雑怪奇なサウンドとグルーヴを併せ持つ"全天候型ポップ・ユニット"。
ファースト・アルバム「シフォン主義」が話題となり、インディーズ・アーティストのファースト・リリースとしては異例のオリコン・アルバム・チャート25位、タワーレコード・チャートでは1位を記録し、現在もロング・セールスを続けている。待望のニュー・アルバム『ハイファイ新書』は1月7日に発売になる。


●ウリチパン郡 ( http://www.akichirecords.com/giantclub/
岸野主宰のOUTONEDISCから12インチのリリースもあるOORUTAICHIオオルタイチ)と、YTAMO(ウタモ)により2003年に結成。1stアルバム「せん」をscilli disques(シリディスク)よりリリース。その後2004年ライヴ活動に伴い、千住宗臣(Dr)、亀井奈穂子(Key)がメンバーとして加入。ジャンルのみならず、時代をも飲み込むフレキシブルなサウンドを生み出す結果となった。
2006年7月に全国数カ所で行われたアルゼンチン音響派セッションにメンバーがそれぞれ出演。ファナ・モリーナなどのサポートなどで知られるフェルナンド・カブサッキらとセッション・ライブを敢行。
最新アルバム「ジャイアント・クラブ」は坂本龍一からも賞賛を受け、UAのニューシングル『2008』(ビクターより発売中)にはウリチパン郡によるREMIX曲が収録されている。

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※このイベントに関するニュース
http://natalie.mu/news/show/id/11755
http://www.cinra.net/news/2008/12/12/162210.php

以下、岸野さん関連情報
Out One Disc Official Website
http://www.outonedisc.com/
Myspace
http://www.myspace.com/gamakazz
mixi COMMUNITY
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1669

・・・この濃密な情報はどうでしょう。そういえば今ふと思い出したけど、前はよくティーカップ掲示板みたいなのにペタペタと長ーいライブ情報を貼って「貴重なスペースありがとうございました」というのが多く見られたなー(べつに良し悪しではなく)。そういうのを最近あんまり目にしないな、とか思ったけど減りましたよねたぶん。まあブログとか無料で始められるそういうのが増えたからかなー。でもちなみに岸野さんは先日ご自身のサイトの掲示板で、集客減るからバンドのHPは作らない方がいいよとおっしゃっていて私の目の前の風景がガラッと変わりました(リンクせず)。
その岸野さんによるワッツタワーズ、私はこれまで2回見ていますが本当に破格の音楽グループです。音楽、たのしい! と体で思わされる経験をこのバンドの演奏以上に感じたことってとても少ないです。(スパークスのライブはそれに匹敵しましたが。)余談ですが、どんなバンドなのか象徴する挿話として、なぜワッツタワーズという名前なのかといって以前フォルティタワーズという名義で活動していた時に菊地さんこと菊地成孔さんがそのライブを見て「ワッツタワーみたいだ」とおっしゃったから、というお話があって、いやそもそもワッツタワーって何??という方はサイモン・ロディアで検索してみてくださいでも上記の菊地さん関連の挿話はまったくウラとってませんしオンリー捏造でしかない記憶から呼びかける声に沿って書き留めたものとも言えますので単に私がそのように思ってるだけ、という前提の方がいい。

ところで、上記説明の中で、整理券はフライヤーを見せた方から順に配布、とありますが、フライヤーの置かれている場所はこれまた上記アウトワンディスク・オフィシャル・サイトの右手にある岸野さんのオフィシャル・サイトに行ってさらにBBSを見ると記載されていますのでよろしければご参照ください。
どんなフライヤーかというと、このようなものです。素晴らしい!

さて、岸野さんといえばもちろん、仏革こと『大谷能生フランス革命』(以文社)です。全12章のうち第4章にご登場されて非常に特別なお話と時間を展開されています。このインフォを通して、あるいは11日のコンサートを通して岸野さんにご興味をもたれた方はぜひチェックしてみてください。

大谷能生のフランス革命

大谷能生のフランス革命

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追記(2009.1.6)
わ、ひー! なんと上記ワッツタワーズおよび図書館(バンド名)および八谷和彦さんによる「オープンスカイ・プロジェクト」(ちょっと前の話で恐縮ですが)の音楽担当でもあります宮崎貴士さんの日記から、こちらの記事にリンクを張って頂いてしまいました。ありがとうございます!
宮崎さんのウェブサイトは以下です。ぜひともどうぞ。(日記URLはページ下方にあります)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/miyazaki/
宮崎さんのバンド「図書館」のマイスペース(という音楽ウェブ・サービス)は以下です。ぜひぜひどうぞ。
http://www.myspace.com/toshokan2007
私は「図書礼讃」がとても好きです。「オープンスカイ」については、畠中実さんによる以下のテキストはいかがでしょうか。
http://www.ntticc.or.jp/pastactivity/report?id=194
宮崎さんの紹介文としても非常に興味深いですね。あ、見つけた。