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六本木に行く電車で校正のつづき。11回分あるのでいつまででも出来る。やらないけど。いや、やるけど。
もう何度も見返した稿に、直したはずのポイントがまた。「あれ、これってさっき通った道じゃ・・・?」的ミステリ。ふだんの生活でもそう。遠くまでジャンプしてきたはずだったのが、結局またここかよ!?的状況。でもそうではない。それは同じ風景を持った別の国なのだ。ダウンであれアップであれ、リングではないスパイラル。スチャダラもそんな歌を歌っていたか。
ライブ。simもGnu(ヌーと読むのだった)も冨永さんのVDJ(ママ)もすごく啓発された。simはぜんぜん僕のこれまでの印象と変わってた。というかこれまでの印象のある一部(それは僕が一番面白いと感じた部分だったが)が特化/先鋭化されたようだった。Gnuは僕はウェルメイドなツールとして聴けるなーと思った。良い意味で。イトケンさんを凄く近くで見れてよかった。そして冨永さんのVDJ(イベント上のクレジットはDJだが)。僕はほんとにほんとに凄いと思った。好きすぎた。
会場にも数々の知っている方々が。スパデラはそして、良い会場だった。六本木にそして一人で行って、知り合いや凄い人(あるいは知り合いでなお凄い人)、それも別に待ち合わせたのでもない、え、来てたんすか的な方々とその場で話し、また一人で帰る。