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選挙を前に(2)

前回はどちらかと言うと自民党寄りの判断になるかなあ、ということを書いたのだけど、

選挙を前に - 103

その後に少し考えの変わった部分があるので続けて書いておきたい。

野党が掲げる、「こうあるべき」という非現実的・理想主義的な態度には期待を持てないままだし、与党が進めている現実的な社会の改善を評価する気持ちもとくには変わらないのだけど、イギリスのEU離脱とその後のあり方などを見ていると、これは前回の後半に書いたことともつながるのだけど、やはり右翼的傾向の加速というのが「怖い」と思う。

憲法改正の議論に関係することもそうだが、単純に「日本人は日本人である点において他民族より優位」的な根拠のない考えを少しでも肯定しているように見える結果になってはいけないし、あるいは政府に対して批判的な意見を持つことすら許せないという、日本会議的な圧力のあり方を肯定しうる結果も望まない。

よって結果的には、また野党側寄りの投票になるのかなあ、と考えているところ。