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scholaとジュンク堂(未完)

まだ宣伝的な告知を書けていませんが、去年からずっと制作していましたscholaの最新巻がようやく校了しまして、12/17の発売を待つばかりとなりました。

【vol.14】Traditional Music in Japan(日本の伝統音楽)| commmons: schola(コモンズスコラ)-坂本龍一監修による音楽の百科事典- | commmons

commmons: schola vol.14 Ryuichi Sakamoto Selections: Traditional Music in Japan

commmons: schola vol.14 Ryuichi Sakamoto Selections: Traditional Music in Japan

ああ本当に、今回は終わる気がしなかった(笑)。今まで第11巻のアフリカが最も大変だったと思っていましたが、余裕の最長不倒距離でそれを一気に追い抜く内容でありました(制作時の難度的な意味で)。まあ詳しくは、またゆっくり……。

さて今日の本題、ジュンク堂書店新宿店・池袋本店で長年のご活躍&scholaをガッツリ担当してくださっていた店員さん(以下マッチャン)がしばらくお休みに入られるということで、挨拶に行ってきました。

マッチャンは僕がscholaの編集を始めるより前、それは2008年の3月頃でしたが、その時からの付き合いだからもう6年半? ですか。当時は新宿店の書店員だったのだけど、僕はその頃、菊地成孔さんの音楽私塾が月2回、新宿であって通っていたので、それに行くたびに(大体授業は午後10時とか11時頃まであるので基本授業前に)寄って、ジュンク堂を散策するのが日課というか数少ない都会の息抜き、みたいな感じで、そのときにふと、いつも通る音楽コーナーの書棚のところにババンと『大谷能生フランス革命』の販促フライヤー。の白黒コピー(元のフライヤーはカラーなんだけどなぜか白黒コピー)が唐突かつ無骨に掲示されていて、おお……ってあまりの想定外の事態に驚きつつ、でもこれ、とりあえず御礼言いたい、張り出した人じゃなくてもいいからこの店の書店員さんに御礼を言いたい、と思って近くの店員さんを呼びとめて「これ、ぼくの本なんです、ありがとうございます」と言った相手がマッチャンで、実際その謎の白黒コピーもマッチャンが貼り付けてくれていたという劇的な初対面で。

ちなみに、ここで唐突に出た『大谷能生フランス革命』というのは当ブログではけっこう何度も言及しているはずだけどこれで、

大谷能生のフランス革命

大谷能生のフランス革命

いまだにこの本の適切な説明の仕方がわからないんだけど、とにかくそれが2008年の3月に出て、上の話はその頃のこと、ということです。

話を戻すと、マッチャンはぼくのそんな御礼とかその白黒コピーのフライヤーについてどうこう言うよりも先に、「ウチのSというスタッフが書評を書きまして……」と素でコンテキスト不明なことを言い出して、「え、書評? なんの? 誰が? Sって?」と何も理解できないまま誘われるままその後をついていくと、同書(フランス革命)が面出し(表紙が見えるように陳列されている状態。通常は背表紙しか見えないので好待遇)で置かれていて、かつその表紙部分に同店人文書担当のSさんが産経新聞に書いてくれた同書の書評がこれまた白黒コピーでポップ的に貼られていて、ぼくはそのたった数分の間に「なぜ僕の本の書評が産経新聞に? そしてなぜジュンク堂の店員さんが書評を? そしてなぜ人文書担当の人が?」と謎に謎がおびただしく重ねられて結局わからない、という状況に投げ込まれてしまっていたのでした。

そして、そのままあれこれと話をするうちに、とりあえず同書に関するフェアをやりましょう、ということになって(え、フェアって何? 何をすればいいの? といった疑問ももちろんスルーのまま)、結局僕は同書に登場したりその編集に際して参照したいろんな本をとにかく選書しまくって、それらの本に対するコメントを手書きのポップに書きまくって(台紙はマッチャンの手作りDIY風味満載のしかしどことなくゴシックでロココな感じの)、それが結局2ヶ月ぐらいの長期フェアになる、というこれもまったく意味のわからない体験をさせられたりもして、そのときの写真がこれで、

な、なつい!
勝手に貼りましたがコレはぼくのMacの先生であり現在のぼくを本当にいろんな意味で正しい方向に導いてくれた(笑)@yamato さんによる写真。貴重だ……この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。

たしかこれ、ジュンク新宿の閉店直後(21時過ぎ)とかで、マッチャンのご厚意で撮らしてもらったんですよね。@yamatoさんにもわざわざそんな時間に出向いて頂きまして……皆さんのご厚意にすがって生きていますね私は。
それにしても、もう何を選書したのか完全に忘れてるな……鷺沢萠の『愛してる』とか伊丹十三訳の『パパ・ユーア クレイジー』とか入れたのは覚えていますね。佐々木敦さんの『映画的最前線』も入れたかな。

その後に、というかその撮影の時に実はすでに第1巻の準備&制作がスタートしていたのがscholaシリーズだったんですが、それが同年9月にリリースされて、「ぼく今度坂本さんとscholaっていうのやることになったんですよ〜」ってマッチャンに言ったら「いいですね、じゃあフェアやりましょう」となってまた唐突にやることになったのが記念すべき最初のscholaフェアでこんな。

激しくブレてかえって臨場感がありますが、これは中心部のエスカレーター脇のもんのすごい人が通るところ。いわば花道(?)。時期は写真の日付を見ると2008年の11月30日って書いてありました。
こんなポスターがポツンと階段のところに貼ってあったりしましたね。

その後もコレとかコレとか……というか急ですが、今Macから掘り出せてすぐに載せられるかぎり載せてみましょうか。
schola選書フェア@ジュンク堂シリーズ!!

第2巻のジャズ編。(2009/7/14)

上から〜

下へ〜

第3巻ドビュッシー編。(2009/11/20)

第4巻ラヴェル。(2010/1/9)

デカ年表付き〜(巻末年表の拡大パウチ&中央のアヴァンギャルドな切り貼りはマッチャン製)

第5巻ドラムズ&ベース。(2010/6/7)

第6巻古典派。(2010/11/21)

第7巻ベートーヴェン&schola Tシャツ販売。(2011/1/4)

ドドーン

第8巻ロックへの道。(2011/6/5)

……ということで、他にも探せばちゃんと写真あると思うんですが、とりあえずザラッと。

ちなみに上記は全部新宿店ですね。9巻あたりで新宿でのフェアが最後だった記憶があるので、そこから先の池袋店編はまた次回ということで。
それにしても、ピンボケっぷりがすごいな。すみません。>各位

ともあれ、そんなマッチャンが新宿から池袋に移って(なにしろ新宿店じたいが無くなったので)、しかしそれからもまだ懲りずにscholaに対してはフェアをやってくれたり、取り扱いもしてくれて……。そもそも版元のavex/commmonsはCDをはじめとする音楽ソフトの制作・販売企業なので、ブック系の流通網は専門じゃないというか、とくにシリーズ初期はいろんな意味でその辺がワークしきれず、でもそんな状況はぜんぜん関係ないよぐらいの勢いで唯一無二のノリとカンでここまで飽きずに付き合ってくれたマッチャン、ほんとにありがとう! アンタ最高だよ! また会おう。