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#Perl入学式 第2期最終回&修了式に行ってきた&LT発表した


昨日3/29(土)は2013年度の「Perl入学式(in東京)」の最終回ということで、その後に修了式的な懇親会もあるということで、行ってきました。

Perl入学式とは何?という方は以下をご参照ください。
http://www.zusaar.com/event/4217003

ぼくが初めて参加したのは昨年9月なので、半年ちょっと前ですか。
9/5に以下の告知を見て、

翌々日の9/7に参加したのが最初でした。

と言うと、なんだか即決したっぽい感じに見えますが、じつはかなり躊躇した末の決断であって、躊躇した理由はたとえば自分がエンジニア職ではないからとか、知り合いゼロで大丈夫なのかとか、行っても居場所がなく自尊心が折れるのではとか、そういう不安に包まれたからですが、
一方でその後に開催される YAPC::Asia 2013 の方にはすでに申し込み済みで、お金も払ってしまっていたのでそっちには行かざるを得ず(自分で申し込んだんだけど)、どうせ行くならその前に Perl を書く人たちの雰囲気を知っておきたかったというのと、あと実はそのリサーチ的な段階で YAPC::Asia サイト内の以下のインタビュー記事を読んでいたのも大きかったな、と後から思い出しました。

YAPC::Asiaで行われるPerl入学式のワークショップについて色々インタビューしてみました! | YAPC::Asia Tokyo 2013

その、最初にPerl入学式に参加したときの話はこちらに書きました。
Perl入学式#3補講に行ってきた - 103

あと YAPC::Asia に行った話はこちら。(長いです)
YAPC::Asia2013に行ってきた - 103


ということで、それ以来昨日の最終回まで、およそ2ヶ月に1度ぐらいでしょうか、ぼく自身は5回の講座に出席して、プログラミング言語 Perl の基礎の基礎、のようなところを学んできました。
とはいえ、というか勿論というか、まだまだ全然入り口というか、なんだろう、今自分は巨大な遊園地の入り口に立っていて、その入場チケットを手にしたところ、園内は広すぎて特製の自転車に乗らないと到底動き回ることはできないので、その自転車を支給され、乗り方も教えてもらって何とかわかった(まだバランスが悪くてよくコケるけど)、みたいな感じというか。
歩き方はわかったけどその向こうに何があるのかはわからないというか、ともあれ何となくそんな実感がしております。

最後の講座が終わってから会場を移して懇親会となり、そこでライトニングトーク(LT)と言われる一人5分程度の持ち時間で好きなことを喋るセッションがエンジニア界ではよく行われているのですが、昨日はその懇親会内のLTで10人ぐらいがどんどん喋っていく中の一人に加えて頂きました。

最初は、ええ、なんで俺が、LTなんて不慣れすぎる・・もしかしたら何か期待されている内容とかあるだろうか、だったらちゃんとそれに応えなきゃ・・などと思ったけど、声をかけてくださった papixさんによれば「何でも好きなことを」とのことだったので、今その人たちに言いたいことはそこで教わったことを通して作った、それによって自分の環境がいくらか便利になった自作ツールのことかなあ、と思ってそれについて簡単にまとめてみました。


Perl Entrance LT 2014-03-29

何しろ LT なんて昨年の Chiba.pm 以来人生二度目で、Chiba.pm のときは自己紹介だけだったけど、今回はもう少し Perl寄りの内容なので、これグダグダになってせっかくの懇親会のムードが崩れたら嫌だな・・と心配していましたが、思いがけずご好評を頂き、かなりほっとしました。
我ながら、というか、スライドを作ったりそれを直前になって読み返したりしているとき以上に、その場では説明したいことをそれなりに説明できたようにも思え、なんというか率直に言ってすごい楽しかったし充実感も得られました。
LTなんて声をかけてもらってなかったらまず作らなかった&やらなかったと思うので、papix さんには本当に感謝しております。
また終始ポジティブな雰囲気で発表に付き合ってくださった会場の皆さんにも心から感謝しております。

他の方の LT について、uzullaさんmoznionさんの内容はテクニカルというか大変具体的で、現時点での自分の関心にとても近いものでした。
ちなみに、moznionさんはその後の2次会の席で「卒業生には AnyEvent の勉強とか勧めたらどうか」みたいな話をしていて、ぼくはちょうど『Perl徹底攻略』で牧さんの原稿(「AnyEventでイベント駆動プログラミング」)を読んでいたので、「おお〜、それめっちゃ興味ある!ヒットしてる!」と思ったんだけど、それに対してuzullaさんが「いや次にやるべきことって卒業生の関心によって様々じゃないの」といったことを言われて「それもそうだな」と思ったりもしました。
その流れの応用としては moznionゼミとか uzullaゼミとかのように種々の方向性に応じたカリキュラムがあってその中のいくつかなり全部なり受講できる、とかなったら楽しそうだけどやや夢見がちではありますね。まあでも夢から始めなければ始まらないこともあるか・・

uzullaさんといえば、以下のムックにサインして頂きました。

ぼくは仕事で関わった人も含めてサインをもらうことってほとんどナイのだけど(というより仕事相手の場合はもらうと仕事しづらく感じるから、という理由によるけど)教科書的な本にその著者のサインを直接もらえるっていうのはすごくイイ感じがします。
同ムックはカジュアルなとっかかり&基礎教養の書として中身が詰まっていてとても良いと思うので、関係各位においてはひき続きもういいって言われながらもなお遠慮なく宣伝し続けられるのが良いと思います。

同ムックで思い出したけど、「Perl の話がほとんどナイ」とか、LT の発表でも「あまり Perl に関係なかったかな」といった声をいくつか聞いたけど個人的にはその都度「いやいや、Perl以外に関心がないわけじゃないし、他のことを知るほど Perl の特性もより理解しやすくなるし全然問題ないですから、むしろ面白いですから」みたいなことは思いました。
まあもちろん、ジャンルがなんであれ話自体がつまらなかったら仕方ないわけですが、たとえば ichigotakeさんAndroid の話など、終始すごく面白かったです。

http://ichigotake.hateblo.jp/entry/2014/03/30/134726


ということで、ほんとはスライドで紹介したスクリプトに関する詳細&補足とか、あとそれ以外にもう一つ紹介したかった候補のスクリプトがあって、それはそれでまた仕事で活用しているのでその紹介などもしてみたかったですが(ちなみにこれです)、上記でけっこう内容がまとまっているので一旦ここまでにして、スクリプト解説(兼お悩み相談)などはまた別途で。

あらためまして Perl入学式関係各位、ありがとうございました!