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最後のスコラフェア at 新宿ジュンク堂

少し前にも書きましたが、2月からschola最新9巻を含む全巻フェアが新宿ジュンク堂さんで行われています。
そしてこれにともない、各テーマにまつわる関連書籍の選書フェアも準備が進んでおり、ほんとはそれごと2月あたまからスタートする予定だったのですが、いろいろあって(後述)選書が完全にそろうのはもう数日かかるかもしれません。
んで、その選書っていうはもう最後なので、1〜9巻まですべてに関係する本を私と同店芸術書担当M氏とで考え、集めてもらいました。リストは店でもプリントしたのを無料配布しますが、別途ここでも紹介したいと思ってます。まあ来週かな。

さてそれで、最後なので、と上で書きましたがとうとうオフィシャルにアナウンスされてしまいました。同店は来月いっぱいで閉店です。
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-shinjuku.html

店が入っている三越がなくなる(ビックカメラか何かになる)というのは昨年からリリースされていた情報ですが、その中のジュンクがどうなるか、というのは関係者間ではつねに話題に上がりつつも正式発表はほんとにここ数日でしたでしょうか。これでもう変更はありえなくなってしまいました。

新宿ジュンク堂との付き合いは僕が大谷能生さんと出した本(仏革)を、同店人文書担当の阪根さんが産経新聞の書評欄で取り上げてくれて、同時に同書を入荷してくれたM氏に直接お店で初めてご挨拶をして御礼を言って(営業とかではなくまったく個人的に)、というそのときからはじまりました。M氏とはその場で意気投合してそのまま同書のフェアをやることになり、やけに規模の大きな、それこそそのフェアについての広告がまた産経新聞の書店広告欄に載るほど奇妙で印象深いそれは棚になりました。2〜3ヶ月やってたんじゃないかな、あれ。

その後、仏革フェアのときには萌芽すらなかったscholaの編集メンバーに加わることになり、作業がはじまり、第1巻「J.S.バッハ」が発売されたときには本来的にCD作品であった同作の紹介のためにまた直接芸術書コーナーに伺っていろいろ話すうちにバッハフェアの開催が決まり、これは僕にとって後にも先にも一番大きなフェアになりました。なにしろ7階エスカレーター前の一番大きな目立つ場所です。後藤さんや浅田さんや小沼さん、そしてもちろん坂本さんも含め、メンバーそれぞれの著書もずらっと並べてもらったり、かなりカラフルでラディカルな内容だったんじゃないかと思います。

最初のうちは(というか今も基本的にはそうだが)、scholaは音楽作品の扱いで、というか出しているのがレコード・レーベルなので当然とも言えるけど書店流通のルートも見通しもなく、ジュンクで扱ってもらえたのは担当M氏および店長さんが独自にそれを見込んでくれた、そのまさにラディカルさというか自由で高い志によってのことでした。その意味で、ぼくらscholaのスタッフは彼らにどれだけ感謝してもしきれないと思うしそのことを今後も忘れないようにしたいと思います。
ジュンク堂新宿の自由さ、スピード感、オープンな雰囲気は、他のどんな大型書店にもない個性だったと思います。スタッフの方々が今後どうされるのかは分かりませんが、みなさんのご活躍を心から祈ります。

今回のスコラフェアはそのような過去を総決算する気持ちで臨みます。じつは閉店直前ということで必然的に種類も冊数も充分にはできず、スタートも遅れてしまいましたが、地味にジワジワ効いてくるような場所ができればと思っています。来週にはスコラの制作進行担当F氏がカメラをもって行ってくれるそうなので、commmonsのTwitterFacebook、ブログなどでの宣伝にも期待したいところです。(いちおうその旨すでに伝えてあるけど公開であらためてプレッシャー)

ちなみにフェア期間は基本的に今月いっぱい、ご要望があれば3月もやってくれるかも、ということのようです。

フィナーレまでにはあとひと月半ほどありますが、ジュンク堂書店新宿店のみなさん、今までありがとうございました。これからもがんばりましょう。