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0723日記

anecdote

1) 渋谷へ。
 YAMAHAへ行って、やうやう念願の『ブルー・ノートと調性』を購入(右画像ではありません)。一冊しかなかったよー。読み痕や汚れもなかったのでよかった。マイサイト(http://www.geocities.jp/television2nd/)のお知らせも載ってました。感無量。というか更新頑張らなきゃ。
 それにしても本作は初版が1992年3月。序文の日付は1991年の10月なので、かれこれ14年近くの月日が流れていることになる。今僕が手にしているのは今年3月末に出版された5刷で、とにかく1ページ目から噛んで噛んで読み進めて行きたい。というか、その他の濱瀬先生の著作、『ギターとベースのための読譜と運指の本(理論篇)』なども今から読みたくなっている。(とはいえ、それにしたって手に入りやすいとは言い難い)
2) 渋谷YAMAHAで、まったり件本を探すあいだに起きたのがかつてないインパクトの地震。まじビビる。何だかそれはゲームや夢やアトラクションのようで、「はい、嘘でしたー」と後から誰かが幕を下ろすのを待ってさえしまう。店を出ると多くの人が片耳に携帯を当てちょっと下を見ながら神妙な顔をしている。イン・ザ・ペニー・アーケード (白水Uブックス―海外小説の誘惑)
3) さらに渋谷のブックファーストへ。柴田元幸先生のミルハウザーの訳書を買うか買うまいか、佐々木敦さんの新刊(というか)『SOFT&HARD』を買うか買うまいか。とくに後者は自称佐々木チルドレンな僕には大きな選択。結局、またにする。それにしても太田出版から出る北尾氏の本は花村萬月の駄日記といい、ツボすぎます。とはいえ、テクノイズやEX〜に比べて装丁が軽いような・・・ん、でもいとうせいこうの『全文掲載』に感覚は近いのかなー。どうなのか。あ、北尾氏といえば、渋谷ブックファースト2階ではCVやクイックジャパンにまで及ぶ菊地さんコーナーが設置されていてこれまたビビる。菊地さん・・・すごいなあ(笑)。
4) 最近寝る前に少しずつ読んでるのは保坂和志小島信夫の『小説修行』。2,3ページずつでも納得の満足感&入眠誘発度。いや本当にいいな。大好きな本を読むのとおいしいゴハンを食べるのは本当によく似てる。 
5) 最近寝る前によく聴いているのは濱瀬元彦氏の『anecdote』(最右上画像)と坂本龍一の『CHASM』。ずっと聴いていたい。